愛媛県は「宇摩」「新居浜・西条」「今治」「松山」「八幡浜・大洲」「宇和島」の6つの二次保健医療圏から構成 されます。愛媛県の『愛媛県地域医療再生計画』によれば3,503人の医師が働いており、これは人口10万人当たりの医師数でみると全国平均を上回ります(平成25年8月現在)。一方、圏域別の人口10万人当たりの医師数は、松山市のある松山圏域は308.5 人と全国平均の230.4 人を大きく上回っていますが、その他すべての圏域で全国平均を下回ります 。
高齢化の進む愛媛県では在宅医療を受ける患者が増えており、65歳以上の患者の割合は8割以上 になります。そのことから、高齢者の在宅医療に対するニーズが増大しています。このほか、診療科でみると全国的に少ないとされる小児科や産婦人科だけでなく、内科、外科といった比較的医師数の多い診療科も減少傾向 にあります。医師求人は常勤・非常勤ともに幅広い診療科で募集されています。
愛媛県の医師の平均年収は以下の通りです。
性別 | 愛媛県 | 全国 | 愛媛県-全国 |
---|---|---|---|
男性 | 1364万円 | 1227万円 | 137万円 |
女性 | 983万円 | 1016万円 | -33万円 |
愛媛県の求人理由は以下の通りです。
求人理由 | 愛媛県 | 全国 | 愛媛県-全国 |
---|---|---|---|
退職医師の補充 | 12.90% | 17.50% | -4.60% |
現員医師の負担軽減(患者数が多い) | 26.20% | 27.80% | -1.60% |
現員医師の負担軽減(日直・宿直が多い) | 21.70% | 16.20% | 5.50% |
休診中の診療科の再開 | 4.40% | 2.30% | 2.10% |
休棟・休床している病棟・病床の再開 | 2.30% | 2.20% | 0.10% |
外部機関からの派遣等から医師確保へ | 7.10% | 8.40% | -1.30% |
救急医療への対応 | 19.60% | 14.10% | 5.50% |
正規雇用が望ましい | 4.80% | 8.40% | -3.60% |
近々医師の退職の予定があるため | 0.90% | 2.90% | -2.00% |