【CASE1】年収1600万円→1800万円(整形外科求人)
「もう少しゆったりと働きたい」という先生の希望に対して、地域に詳しい担当者が協力しながら働き方をご提案しました。入職後は、病院からの評価が高く、双方にとって満足度が高い結果となりました。
40代後半・男性(整形外科求人)
転職コンサルタントへのインタビュー
先生とのファーストコンタクトについて教えてください。
整形外科学会に出展していた当社ブースにてご登録いただいたのをきっかけにケアミックス病院への常勤転職支援をさせていただきました。
それから3年後、以前の担当者に、もう少しゆったりとした病院への転職を考えているとの連絡をいただきました。
Dr.担当のコンサルタント、ご自宅近くのエリア担当の病院担当者がアサインされ、先生との面談に向け、今後の方針を協議しました。
整形外科のほかに、リハビリテーション関連の資格を取得されていたため、リハビリのコンサルトを中心とした勤務のできる療養型病院がいいのではと考えました。ご自宅から通える範囲の病院をピックアップして、ニーズ調査をしました。
面談ではどのようなことをするのでしょうか。
面談は、勤務後の時間帯に、先生のご自宅近くの喫茶店で行われました。
まず、改めて転職を希望する背景を伺いました。
「現勤務先(ケアミックス病院)では、急性期対応やオペもしていますが、50代を見据え、オペはやめたいと思っています。外来とリハビリを中心にしたいです」
「介護療養病床が今後どうなっていくのか分からないなかで、病院の将来性に不安を感じます」
「ご家族との時間を大切にするためにも、ゆったりとした勤務体系にシフトしたいです」
この時点では、転職したいという思いはあるものの、希望をかなえられるのはどんな病院か分からない、という状況でした。そこで、 Dr.のキャリアを活かせる選択肢を複数提案しつつ、ご希望の優先順位を明確にすることから始めました。将来性を考えて協議し、徐々に内容を絞りながらイメージを共有していきました。
どのような求人をご提案したのでしょうか。
ご希望を伺ったうえで、準備していた3病院の求人をご提案しました。
A病院
200床前後のケアミックス病院。ご自宅から最も近い。高齢者医療に力を入れているグループ病院で、経営状態も良好。リハビリをみてくれる先生が欲しいというニーズがある。
B病院
600床前後のケアミックス病院。リハビリに力を入れており、急性期病院と隣接。リハビリと整形の外来を中心とした勤務内容。
C病院
400床前後の療養型病院。リハビリテーション室が充実している。事前に先生のことを匿名でお話ししたところ、好印象で、リハビリをみていただきながら、内科系の病棟管理も手伝っていただきたいとのこと。他科の病院が併設されていて、整形外科の外傷などのニーズもある。
「医業経営コンサルティング会社として介護療養病床の今後をどう考えるか」といったこともまじえながら、各病院からの具体的なニーズをお伝えしました。
3病院の中から、A病院、C病院へ見学に行くことになりました。
先生からは、これからどのように働いていこうか不安に思っていましたが、自分がどのように活躍できるかを知ることができて安心しました、ということでした。
面談の後は、どのように進めていったのでしょうか。
先生の当初のニーズとは異なる内容でしたので、給与など勤務条件の調整より前に、どういった働き方ができるのか、まずは病院見学と面談を通して、業務内容を知っていただくことを目指しました。
その後、予定通りA病院とC病院を見学に行きました。
病院の中の様子はどちらもイメージ通りだったものの、C病院は、病院見学前に行われた、院長と事務長との面談が大きなアドバンテージとなりました。
院長の人柄や事務長の語る内容から、病院の将来性について安心でき、また、自分が強く必要とされていることを実感されたとのことです。
内定から入職までの流れを教えてください。
先生の不安を払拭するために、あらためて理事長を交えた食事会が開かれ、「条件面さえ落ち着けば勤めたい」という結論にいたりました。
福利厚生や交通手段のことなど、細かな勤務条件の調整を行い、入職準備を進めました。
条件面の交渉の間も、院長と事務長が何度も先生のご自宅近くまで足を運んでくださり、直接不安を払拭してくださる場面がありました。
入職後の様子はいかがでしたか。
入職後のフォロー面談を1か月後、3か月後、6か月後に実施しました。細かな調整は必要なものの、おおむね、イメージ通りの勤務ができているとのことでした。
院長や事務長と何度も面談を重ねて関係を構築し、具体的な勤務内容を納得されたうえで入職できたため、双方にとって満足度の高い結果となりました。
関連病院からも評価が高く、先生ご自身も長く勤めたいと希望されています。
3年経った今でも、病院に行くと気さくに声をかけてくださいますし、事務長からも、先生に会っていったらと言われます。先生を紹介したコンサルタントが会いに行くと、先生を引き抜くのではないかと心配されそうなものですが、ありがたいものです。
成功事例
Case 1
40代後半・男性(整形外科) 整形外科求人
年収1,600万円
年収1,800万円
「もう少しゆったりと働きたい」という先生の希望に対して、地域に詳しい担当者が協力しながら働き方をご提案しました。入職後は、病院からの評価が高く、双方にとって満足度が高い結果となりました。
Case 2
40代前半・男性(整形外科) 整形外科求人
年収1,800万円
年収2,000万円
先生の希望であった「スポーツ整形の専門外来」を、医療機関側に交渉し新設してもらいました。入職後は他科とも連携を深め、意欲的に勤務されています。
Case 3
30代後半・男性(消化器外科)外科求人
年収1,200万円
年収1,500万円
転勤の多い医局を離れて、家族との時間を大切にした働き方を希望されていました。今ではチームリーダーとしてバリバリ勤務されています。
Case 4
50代後半・男性(消化器外科)クリニック院長求人
年収1,800万円
年収2,200万円
大学で指導的立場にあった先生が、「在宅医療」で新たな生きる道を見つけ、今ではクリニックの院長としてイキイキと活躍されています。
Case 5
60代後半・男性(麻酔科)麻酔科部長求人
年収1,600万円
年収2,000万円
ネックになると思われた年齢がプラスに働き、麻酔科だけでなく、他科とのコーディネート役としてもやりがいを見つけ勤務されています。