広島県は「広島」「広島西」「呉」「広島中央」「尾三」「福山・府中」「備北」の7つの二次保健医療圏で構成されます。
平成22年の医師数は7,112人で、平成20年と比べて248人増加しています。また人口10万人当たりに対する医師数は全国平均を上回りますが、市町村別に見ると11市町で医師が減少傾向にあり、地域偏在が拡大しています(平成25年 広島県『広島県保健医療計画』)。また平成26年に行われた「無医地区等調査」(厚生労働省)によると、広島県の無医地区は54地区で、北海道に次いで2番目に多い都道府県です。
このような状況をふまえて、公益財団法人広島県地域医療推進機構は、医師育成制度の充実をはじめとして、キャリアパス・キャリアデザインの構築、就労環境の整備による常勤医師の確保など、就労改善を進めています。求人募集の質や量だけではなく、環境面も重視したい方にとっては転職しやすい地域といえます。
広島県の医師の平均年収は以下の通りです。
性別 | 広島県 | 全国 | 広島県-全国 |
---|---|---|---|
男性 | 809万円 | 1227万円 | -418万円 |
女性 | 854万円 | 1016万円 | -162万円 |
広島県の求人理由は以下の通りです。
求人理由 | 広島県 | 全国 | 広島県-全国 |
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退職医師の補充 | 19.40% | 17.50% | 1.90% |
現員医師の負担軽減(患者数が多い) | 22.80% | 27.80% | -5.00% |
現員医師の負担軽減(日直・宿直が多い) | 17.30% | 16.20% | 1.10% |
休診中の診療科の再開 | 3.30% | 2.30% | 1.00% |
休棟・休床している病棟・病床の再開 | 1.20% | 2.20% | -1.00% |
外部機関からの派遣等から医師確保へ | 10.40% | 8.40% | 2.00% |
救急医療への対応 | 13.90% | 14.10% | -0.20% |
正規雇用が望ましい | 9.20% | 8.40% | 0.80% |
近々医師の退職の予定があるため | 2.60% | 2.90% | -0.30% |