私たちの流儀(会員限定)

【第11回】髙田 哲也

髙田 哲也のイメージ

髙田 哲也

医療法人社団なかよし会 日吉メディカルクリニック理事長・院長

開業医のレベルアップにつなげるため
いくつもの“秘策”を打ち出し手堅く実行

慶應義塾日吉キャンパスにある協生館の1階。玄関を入りカフェやパブを横目で見ながら進んで行くと、少し奥まった場所に複数の診療科を備えた日吉メディカルクリニックがある。院長で理事長の髙田哲也(たかだ・てつや)医師は当初、大学病院などで診療するかたわら、理事としてオープン間もないこのクリニックの運営にかかわっていた。あれから丸7年。髙田氏がクリニックに専従を決め、本格的に経営の仕事にも着手すると、学生が大半を占めていた患者層ががらりと変わり、近隣の住民が足を運べる診療所へと定着を始めた。そして、今、力を注ぐのが地域の開業医との診診連携。同時に、医療従事者が働きやすい環境づくりを模索する、41歳の内科医だ。

髙田 哲也のイメージ2
日吉メディカルクリニックが入る協生館。

プロフィール

1975年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同医学部内科学教室入局、同病院にて研修医。2002年4月、同医学部大学院博士課程内科学専攻入学、血液感染リウマチ内科(当時)にて臨床および研究を行う。同医学部内科学教室助教を経て、09年12月、医療法人社団なかよし会理事に就任。11年6月から同会日吉メディカルクリニック院長、13年11月に同会理事長就任。現在、慶應義塾大学医学部内科学教室特任助教、医療法人社団こうかん会理事。医学博士。

髙田哲也氏が執筆を担当している主な書籍

関節リウマチ;免疫・アレルギー疾患イラストレイテッド p112-118 田中良哉 編, 羊土社 2013
ベーチェット病、アミロイドーシス;リウマチ・膠原病診療ゴールデンハンドブック p220-223, p245-247 竹内勤 編, 南江堂 2017

市民公開講座をきっかけに患者層が大きく変化
病院紹介のタイミングを見極める力の必要性を痛感

会員限定コンテンツ

この記事を閲覧するには、
会員ログインが必要です。

ログイン・会員登録

私たちの流儀一覧