エリア別/医院開業動向情報

滋賀県の医院開業動向情報

診療所数は不足傾向にあり、近畿圏で最も注目のエリア。

滋賀県の医院開業動向情報のイメージ

滋賀県といえば琵琶湖が有名ですが、実際には県土の約半分を山林が占めており、水資源に加えて森林などにも恵まれた県です。
滋賀県下にある一般診療所数は約1,040施設。これは、人口10万人当たりの一般診療所数に換算しても73.1施設と、全国平均の79.1施設を下回ります。滋賀県は病院数でも全国平均を下回っているため、県民のために十分な医療施設が行き届いているとは言いがたく、多くの地域で診療所やクリニックの開業が待たれているのが現状です。
そのため、近畿圏でもっとも注目される地域のひとつとして、開業を目指す方にもおすすめのエリアとなっています。県土の約6分の1を占める日本最大の湖・琵琶湖を有する滋賀県。滋賀県はこの琵琶湖を中心とした、近畿地方の北東部に広がる内陸県です。近畿圏、中部圏、北陸圏など、いずれの地域へもアクセスしやすい位置にあることも魅力のひとつです。

滋賀県の医療施設は十分に足りているとは言えません。人口10万人あたりの病院数、一般診療所数、歯科診療所数、病床数のいずれもが全国平均を大きく下回っています。そのため、県政世論調査では力を入れてほしい県の施策として「在宅医療の推進や介護サービス、医療施設の整備」が2位に選ばれており、診療所やクリニックの整備が急ピッチで進んでいます。一般診療所数は約1,040施設ですが、平成16年から平成26年にかけて125施設が増えており、これは増減率でみると13.7%の増加です。この数字は近畿地方では第1位であり、全国で比べても、沖縄県に次いで第2位の増加率となります。

滋賀県は少子高齢化によって高齢者数が増加している状況にあり、これから、一人暮らしの高齢者も増えていくとみられています。診療所の介護医療、在宅医療などのニーズが今後も高まっていくでしょう。
とくに高齢化が進む湖北地方では、医師確保が困難になっている現状もあり、診療所の開業ニーズが高まっています。

滋賀県の医院開業物件情報を見る

エリア別/開業動向情報一覧へ戻る

開業ノウハウ