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加茂皮フ科医院
加茂皮フ科医院(兵庫県)
の医院開業事例
外観
内装
開業タイプ
新規開業
所在地
神戸市中央区
科目
皮膚科、アレルギー科
病床数
無床
加茂皮フ科医院
〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-3
HAT神戸メディカルモール(ケーズデンキ3階)
TEL:078-265-1112
http://www.hat-hifu.com
インタビュー
開業のきっかけを教えてください。
院長 加茂 統良氏
大学病院や県立病院、市民病院などで約15年間、勤務してきました。入職当初は、売上を重視されることを疑問に思っていましたが、人件費や設備の維持、更新など、さまざまなコストを確保するには必要なことだと考えるようになりました。さらに経営を良くするためにどうしたらいいかを勉強するため、日々行っている手術や処置などの診療報酬や薬価などを学びましたが、定年になったら、身に付けた知識を生かす場がないかもしれないと考えるようになりました。
もし定年後に開業するとしても、地域が歓迎してくれるかどうかもわかりませんし、皮膚科受診率が高い高齢者人口も減ってきます。先輩開業医の「若い元気な開業医が増えてほしい」というつぶやきが、40歳目前だった私に開業を決意させてくれました。地域の人々のニーズに合った細かい医療を提供するため、働けるうちは目いっぱい働き、人口が減り、患者さんも減ってきたら自分自身の仕事も減らし、徐々にフェードアウトしていく生き方を選んだのです。
開業にあたって苦労したことはありますか?
待合室
開業候補地の選択を中心ご開業準備について、総合メディカルに力添えをもらいました。勤務の傍ら開業準備を行うのは困難ですし、役所等への申請書の作成や求人なども対応してもらい、優秀な秘書を雇っているような感覚でした。
いくつか候補を挙げてもらった中で開業したHAT神戸は以前、神戸製鋼などがあり、震災後に再開発された地域で、私は特に縁があったわけではありませんでした。高齢者や小さい子供を持つ家庭が多いにもかかわらず、このエリアに皮膚科がなく、地域の皆さんが困っているという声を聞いたことも、2010年にHAT神戸にある医療モール内で開業するきっかけになりました。
開業を周知するにあたり、さまざまな工夫をされたようですね。
ここは駅から徒歩で10分ほどですが、実際に歩いてみると、国道を横断したり、交差点を何度も曲がるなど、とても遠く感じられます。バスの本数も少ないため、電車やバスの来院は期待できないと予測しました。一方、テナント建物内には家電量販店が入っているため、駐車場や駐輪場は十分に確保されていました。そこで、電車やバスでの来院の優先順位は下げ、徒歩や自転車、自家用車での来院の利便性を優先的に考えました。
告知ツールとしては、ます名刺サイズの告知カードを作り、診察時間や地図、駐車場案内など、さまざまな情報を詰め込みました。そして手書きで一言、「よろしくお願いします」を添えることで人間味も加わります。告知カードは、前の病院の外来患者や看護師、事務員にも配布しました。また、在宅医療中心の医療機関や近隣の老人保健施設などへの配布も効果があったように思います。
また、開業時は新聞への折り込みチラシも効果がありましたが、継続的にみると、紹介やホームページをきっかけに受診する方が増えています。一方、通りに設置した看板や電話帳をきっかけにした患者さんは少数でした。
加茂皮フ科の特色を教えてください。
ロゴマークのもとになった操舵輪
皮膚科は外来や手術、光線治療など幅広い角度から患者さんに関われるので、とても興味深い診療科です。何万人に一人という新しい疾患も次々に発見されるなど、やればやるほど奥が深いと感じています。当院でも手術室を設置し、外来や手術など、幅広い診療を行っています。
患者さんは小児から高齢者まで幅広く、季節によっても訴える症状は異なります。1日100人程度が受診しており、開業から3年目の2012年度は大幅に患者さんが増えてきました。
私は患者さんに処方する薬は実際に服用、使用してみるようにしています。味や量、□の中での溶けやすさなど飲み心地を確認しています。
特に内服薬の量は、多いと□の中が粉だらけになりますし、少ないと袋の中に残った粉の分、効果がないのではないかと不安になってしまうからです。外用薬も、伸びやすさや付け心地、チューブや容器の大きさや扱いやすさ、色、においに至るまで確認しています。
後発品についても、近隣の薬局と話し合い、先発品と大きな差がある場合には教えてもらうようにしています。実際に、ある外用薬は後発品の方が先発品より鼻につくにおいが少なめで患者さんの評判が良いことを教えてもらったことがあります。処方時にその後発品についても患者さんに伝えるようにしたところ、選択した後発品をきちんと塗ってくれるようになり、治療効果が上がったという経験もあります。
加茂院長はマーケティングを重視していらっしゃいますね。
受診動機や交通手段など、アンケートを取ってみると、集患対策に役立つと考えています。当院では、問診票に受診動機のアンケートを取り入れています。開院時から行っており、カルテの番号をもとに、来院のきっかけを分析してみると、1,000番台までは、折り込みチラシや前の病院からの継続が多く、その後3,000番台までは紹介とインターネットが中心になっています。現在のカルテ番号は7,500番台に入っており、やはり紹介とインターネットが中心です。
また、患者さんが受診を負担に感じないような工夫も重視しています。ます診察券ですが、カードの上端と角に名前とロゴマークを付けました。
財布のホルダーにしまったカードの上端や角を見ただけで、当院の診察券と分かる工夫です。
待合室の壁が掲示物で雑然としないようにも配慮しています。「個人情報保護方針」や「明細書発行体制等加算の徴収」等は、院内の見やすい所に掲示することが義務付けられています。当院は文書をJPEGに変換し、受付カウンターに置いたフォトフレームで、スライドショーとして掲示しています。
待合室のいすは、位置によって汚れ方が異なります。当院では3人がけなどの長いものは使用せず、定期的にローテーションできるように1人がけの物にしています。修復できないような汚れやダメージを受けた場合は、1脚だけ買い換えればよいようにしています。
私自身も院長室に引きこもらす、掃除や植木の水やりなども行うようにしています。「診察だけしていればよい」というわけにはいきません。
外に出ることで、見えてくるものがたくさんあると実感しています。
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