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となりの医師のお財布事情自身の成長の為、経営視点でお金をつかう40代 男性 内科 開業医

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3ヶ月に一度の旅行と、交際費

先生の1ヶ月の収入の内訳はどんな感じですか?

40代 男性 内科 開業医

開業医としての、クリニックの収入が全てです。

1ヶ月の支出の内訳はどのような感じですか?

40代 男性 内科 開業医

食費・生活費が5%、住宅や車などのローン関係が20%、二人の子どもの教育費が10%、旅行などの趣味に使うのが15%、交際費が15%、後の35%は貯蓄や資産運用に充てています。

あまり厳密ではありませんが、今回の取材のために改めて計算してみました(笑)。基本的には妻が管理をしており、私自身は厳密に把握していないのが正直なところです。クレジットカードで済ませてしまうことも多いので。

グラフ:1ヶ月の支出の内訳

旅行費や交際費が、他の先生に比べて割合が高いように感じます。どのようなものですか?

40代 男性 内科 開業医

3ヶ月に一度は、主に国内旅行に行っています。勤務医時代は自由にコントロールできる時間も少なく、旅行自体にもあまり興味はありませんでしたが、開業後5年ほど経ち、今は1シーズンに1回は旅行に行っていますね。
といっても何泊もできるわけではないので、小旅行とも言えますが…。

交際費に関しても、開業後に極端に増えました。
クリニックのメンバーとの食事会ももちろんですが、他の開業医との食事会や他業種の方との交流も大切にしています。医師であると同時に経営者でもありますので、様々な方とお話しすることは欠かせない刺激だと考えているからです。

ここでは、開業医ゆえの時間とお金の使い方を伺うことができました。旅行や交流、経営者目線で様々な体験をするべきと感じており、そのための支出は惜しまない、という印象でした。

収入に不満のあった勤務医時代

先生は開業されて5年目とのことですが、勤務医時代と比べ収入状況にはどのような変化がありましたか?

40代 男性 内科 開業医

収入面で言うと、当時は今の6割程度といったところでしょうか。
勤務医としての内科医は、忙しい科の一つでしょう。 私も例に漏れず、勤務医時代は本当に忙しい日々を送っていました。内科における開業医と勤務医の一番の違いは、入院患者さんの有無だと思います。勤務医時代は通常勤務の間に当直を挟むこともざらで、35時間働くなんてこともありました。

開業後は外来診療のみを行なっていることもあり、時間面ではかなり余裕ができましたね。当時はお金を使う時間もありませんでしたが、長い勤務時間の割には収入が少ないと常に感じていました。不便が生じる金額ということではありませんでしたが、仮に時給換算すれば一般企業の方々とあまり違いはなかったのではないでしょうか。

収入面での不満が、開業を決めた理由だったのですか?

40代 男性 内科 開業医

もちろんそれだけではありませんが、大きな理由のひとつです。
元々開業医志望で医師になりましたが、なかなか行動に移す時間もなく、40代に差し掛かり一念発起しました。約2年間のもろもろの準備期間を経て開業、現在に至ります。体調を崩してしまったことも独立を考えるきっかけになりました。

当時の想いを大きく分けると、「理想の医療を提供したい」「収入面」「健康面」の三つです。今は皆さまのおかげもあり、順調に経営できていると感じています。

勤務医時代はとにかく忙しかったと述べており、収入や健康面での不安、不満が開業するきっかけの一つとなったようです。その点では、勤務医時代に比べ満足していることが感じられました。

開業時は金銭的に不安があった

開業に際して、金銭面での苦労はありましたか?

40代 男性 内科 開業医

金銭面での苦労はとてもありました。
赤裸々に話してしまうと、開業にあたりおそらく6000万円ぐらいの費用がかかりました。
貯蓄もありましたが、自己資金だけでは到底足りませんでしたし、融資を受けるのはある意味奨学金以来でしたので、不安はありましたよ。開業後1年間は新患をうまく獲得できず、経営的にも不安定な時期でした。

丸2年経った頃からある程度安定してきましたが、それまでは妻や税理士さんを含め、毎日のように不安な気持ちを漏らしていた記憶がありますね。振り返ると申し訳なく思います。

金銭面以外での苦労はありましたか?

40代 男性 内科 開業医

繰り返しですが、開業後2年間ほどは大変苦労しました。心身ともに、これほどまでとは思いませんでした。

純粋な勤務時間は開業前後で大幅に減りましたが、経営視点や医療行為以外で患者さんを満足させることなど、今までとは違う力が求められたこともあり、人生でも最も負担の大きい時期だったと思います。サポートしてくれた業者さんはいましたが、慣れない経営やマーケティングに関する勉強など、自発的に行なわなければとの考えから、日々悪戦苦闘していましたね。それと同時に一社会人として最も成長したと感じる期間でした。

今も、そしてこれからも、医療・経営の両側面での精進は怠ることはできないので、学習し、現場で学ぶ姿勢を忘れずにいたいと思います。

開業後の2年間は金銭面、心身ともに大変苦労したと振り返っていました。同時に、その時期があったからこそ今の先生やクリニックがあるのだと感じることができました。

今回お話を伺った先生は、収入の約30%を旅行や交際費に充てており、その点がとりわけ目立っていました。
そして、こうした支出は広い意味でご自身の成長のため、と位置づけていらっしゃいました。

また、勤務医時代と開業医の現在を冷静に分析されており、お話に「経営者」というフレーズが多く聞こえてきたことから、開業は医師としての能力だけでなく、経営視点が必要不可欠であることを感じました。お財布事情というテーマでお伺いした今回のお話は、医師として、経営者として、前向きに日々を過ごす医師の姿を垣間見ることが出来ました。

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