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となりの医師のお財布事情子どもの未来に投資したい50代 男性 精神科開業医

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銀座に開業して約10年。銀座のワクワクも感じてもらいたい

1ヶ月の収入の内訳を教えて下さい。

50代 男性 精神科開業医

平日はほぼ毎日クリニックに勤務しています。その合間にテレビ出演や雑誌のインタビュー取材などの仕事が入ることがありますが、こちらの収入は月によって異なります。ですので、院長としてのクリニックからの収入が95%。それ以外の収入が5%と言った感じです。

クリニックの収支はいかがでしょうか?

50代 男性 精神科開業医

私のクリニックは銀座にあります。新築のテナント物件に入居し、駅からも近いため「クリニックの経営支出のほとんど家賃」と言っても良いほど家賃の割合が高いです。新橋や日本橋などに比べると2倍くらいするかもしれません。

以前は医療モールに入っていたこともあるのですが、患者さんにとって便利であることや居心地が良いことを優先して銀座を選びました。私は精神科医なので、特に通院時の感情にも注目しました。クリニックに来る途中、銀座の街並みを見ながらワクワクした気持ちになってもらえたら良いと考えています。

毎日30~50人を診療されているという先生は、診療以外の仕事を引き受けるのが時間的にかなり難しいようです。銀座で開業しているためクリニック家賃負担の比重が高いのが現実。

しかし、銀座という華やかなエリアで開業することで患者さんに少しでも華やかな気分になってもらいたいという気持ちがあってのこと。固定費は高いですが、銀座という“地の利”を活かしながら患者さんへ質の高い医療を提供できるように心がけているそうです。

自分が着るものはファストファッションで十分

1ヶ月のご家庭の支出の割合を教えていただけますか?

50代 男性 精神科開業医

支出はざっくりと言うと家賃・生活費3割、子どもの教育費3割、貯蓄3割です。家計管理はすべて妻に任せています。

グラフ:1ヶ月のご家庭の支出の割合

先生はご自身のために何かを購入することはないのでしょうか?

50代 男性 精神科開業医

私のクリニックは「質の高い医療を提供する」ことがポリシーですので、毎月数多くの学術書を購入したり勉強会へ参加したり、見聞を広げるための支出はあります。
しかし、正直お話しますと、着ているものはほとんどがファストファッション、毎日のランチはコンビニで済ませています。銀座には高級ブランドショップが立ち並んでいますが、全く興味がありません。

私の親族は学者や研究職に就いている者が多く、自分の研究に没頭している姿を見て育ちました。その影響からか、車や洋服など自分の持ち物にお金をかけるよりも、勉強や設備投資など患者さんの役に立つことにお金を使いたいという気持ちが非常に強いです。ですので、クリニックも多少家賃が高くても交通の便の良い銀座に開業し、内装なども居心地を重視したデザインにしています。

診療や学会出席などで毎日ご多忙とは思いますが、ストレス発散法などはありますか?

50代 男性 精神科開業医

仕事が好きなのであまりストレスを感じることはありませんが、強いて言えば「話すこと」「歩くこと」「書くこと」でストレスを発散しています。

スタッフと他愛もない会話をしたり、次の診療までにちょっと余裕がある時はクリニックの周りを散歩したりします。
また、ブログを書くことで自分の考えていることがまとまって思考のバランスが取れます。ブログは宣伝と言うよりも自分の思考を整理するために書いているという感じです。

「質の高い医療を提供する」ために、ご自身のことよりもまずは患者さんのことを第一優先に考えているため、ご自身にはほとんどお金をかけていないようです。
「暇さえあれば本を読んで勉強している」とおっしゃる先生は医学書や勉強会に時間とお金を費やし、日々見聞を広げる努力をされています。さらに、ストレス発散もお金がかからない方法で対応しているそう。お金の使い方に芯が通っているのを感じます。

子どもの教育費は未来に対しての投資

お子さんの教育費が3割と言うのは割合が高いと感じますが、どうしてそこまで教育費を重視しているのでしょうか?

50代 男性 精神科開業医

私は海外に留学することなくクリニックを開業したため、英語が苦手なのが少々コンプレックスになっています。「もっと英語ができれば海外のあの文献も読めるのに」と歯がゆくなることもあります。
自分の子どもにはそのような思いをさせたくない、できるかぎり将来の選択肢を広げてあげたいと考えており、子どもの教育費は惜しみません。

将来的には自分が果たせなかった海外留学も経験させたいですし、もしできるなら医療関係の仕事について、これからの医療業界に貢献できる人間になってもらいたいです。

子どもの頃からの経験が大人になった時の土台となると考え、3人のお子さんをインターナショナルスクールに通わせているという先生。お子さんの未来への投資は惜しまない父の姿を垣間見ることができました。
また、お子さんの教育に関しては「将来の医療業界の発展につながれば」と考え、教育費を惜しまない価値観はドクターとしての高い志を感じました。

今回、男性精神科医師(開業医/50代)を取材しましたが、インタビュー中、何度も出た「質の高い医療を」という言葉から、ドクターとして“患者さんのためなら時間とお金は惜しまない”という強い意志を感じました。「自分が医師を志したのが親戚の影響があった」と言う先生は、ご自身のお子さんにも医療業界を目指してもらいたいと考えており、自身が悔しい思いをした部分を子どもには背負わせたくないと思う、親の愛情も垣間見ることができました。

医師になるためにかかる費用は、大学進学費用だけではなく、それまでの教育費も含めるとかなりの金額になります。また、医学も日々進歩しているため、医師になってからのキャリアアップには、医学書購入・勉強会参加などの費用が必要となり「自己研鑽」のための支出の割合がかなり高いようです。

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