えいご皮フ科(奈良県)の医院開業事例


医療法人正英会 えいご皮フ科奈良本院


えいご皮フ科京都院


えいご皮フ科大阪院

開業タイプ 分院開業
所在地 奈良県奈良市
病床数 なし
医療法人正英会 えいご皮フ科奈良本院
〒630-8122 奈良県奈良市三条本町1-2
JR奈良駅NKビル 3階
TEL:0742-20-8500
診療科目:皮膚科、美容皮膚科
えいご皮フ科京都院
〒604-0942 京都府京都市中京区御池通御幸町西入
御池大東町596 Kiyoshi Build清 3階
TEL:075-257-4112
診療科目:皮膚科、美容皮膚科
えいご皮フ科大阪院
〒533-0023 大阪府大阪市東淀川区東淡路4-33-5
イーストP-1 2階
TEL:06-6195-8733
診療科目:皮膚科

http://www.hifuka-eigo.com/

インタビュー

開業のきっかけを教えてください。

理事長 山田 詠剛氏
クリニックモール内に開業した奈良本院。
小学生のころ、小児ぜんそくがあり、よく病院で受診をしていました。病院に行くと、あんなに苦しかったのに、不思議と楽になれる。「医師はすごいな」という憧れをいだいたのが医師を目指したきっかけです。

三重大学医学部に進学し、サークル活動でゴルフ部にも入部したのですが、そこで現在の大阪院院長・南川光義氏、現在の京都院院長・村上貴章氏と出会いました。大学院で皮膚科医局に入局したのも南川院長に誘われたからでした。皮膚科は、症状を見てすぐに診断できるので、自分の性格に合っていると感じています。

大学院を卒業して博士号を取得し、その後日本皮膚科学会の専門医も取得、大学から派遣された地域の中核病院でさまざまな皮膚科疾患の治療経験を積みました。その中で開業を考え始めたのですが、割と早い時期、医師になって数年経ったころだと思います。

アトピーの人やニキビのひどい人は、髭剃りなどの刺激でさらに悪化してしまいます。刺激を与えないためには脱毛が効果的ですが、保険診療では対応できません。そこで、主疾患の治療を補完するために自由診療を取り入れ、治療の幅を広げたいと考えました。治療をする上で皮膚を良くするために必要だと思ったことを行っています。

2003年、奈良市の神殿町で皮膚科クリニックを開業しました。当時から、保険診療と自由診療を取り入れており、患者さんの数も増加してきました。手狭になったことから10年、JR奈良駅直結の医療モール内に移転し、えいご皮フ科奈良本院として開設しました。現在、毎日約100人が受診しており、患者さんの割合は、保険診療5:自由診療5となっています。
16年京都、17年大阪に、サテライト開業を決意されたきっかけは何でしょう。

山田理事長の大学時代の後輩で京都院の村上貴章院長。
奈良本院の外来患者数は1日約100人。
京都院は、後輩の村上貴章院長が就任しました。以前から「一緒に仕事をしよう」と伝えており、村上院長が勤務医を辞めるタイミングでサテライト開業を決意しました。一人で別々に診療するより、同じ方向性で診療にあたった方が知恵も湧いてきますから。京都院の外来患者数は現在、一日約80人、保険診療4:自由診療6の割合になっています。

大阪院は17年6月にオープンしました。まずは保険診療を充実させたいという院長の方針もあり、現在は保険診療のみを行っています。外来患者数は約80人で、ゆくゆくは自由診療も展開していく予定です。

京都院、大阪院の開業にあたっては、総合メディカルに協力してもらいました。内装は受付から全体が見通せる開放的な雰囲気で、リラックスしていただけるように木目を基調としたデザインにしました。一般皮膚科と美容皮膚科の動線をわけることを念頭に、限られたスペースを有効利用するための無駄がないレイアウトと機能性を重要視したデザインにしています。また、奈良本院は緑、京都院は紫、大阪院はオレンジと各院にイメージカラーを設定し、患者さんにもわかりやすいように配慮しています。
どのようなクリニックにしていきたいですか。

奈良本院スタッフ。スタッフがやりがいを持って働ける職場環境を目指している。 当院のミッションは「“スタッフがハッピー”になってもらうこと」で、ビジョンは「正しいスキンケア指導のできる皮膚科を普及し、肌トラブルに悩む人を救うこと」です。

当初は、患者さんに気持ちよく受診していただき、気持ちよく帰ってもらえる環境を目指していました。けれども、それでは具体的にどうしたらよいか曖昧でうまくいきませんでした。スタッフに対する目線が少なかったように思います。現在は、スタッフが笑顔で来て笑顔で帰るためにはどうすればいいのかを考えて診療を行っています。スタッフが気持ちよく働いていると自然と患者さんにその空気が伝わり、そして患者さんの満足度にもつながります。そこで私の使命は、医師やスタッフが当院で働いてよかったと思えるような、やりがいを持って働ける職場環境を作ることだと考えています。
各院長の診療方針を重視しつつ、法人の方向性をまとめるのに苦労はありませんか。

「4院体制の協力で医療の質を高めたい」と語る理事長。
美容皮膚科にも力を注ぐ京都院のカウンセリングルーム。
院長やスタッフが働き甲斐を感じて、ハッピーになると良いと思っています。単に楽しいだけでなく、向上できることを目標にしています。毎日単調な仕事をしていると、どうしてもマンネリになってしまいますから、各人が刺激を受けられる体制を作っています。

私は主に奈良本院で診療していますが、京都院の村上院長と週1回交代しています。診療の方向性は同じでも、診察方法が異なることもありますから、互いに教えたり、教わったりすることで向上できると考えています。大阪院開業後は、南川院長も加わっており、さらにレベルアップできていると実感しています。医師が経験を伝え合い、共有することで、患者さんのメリットにもなると期待しています。

医療法人全体のミーティングは月1回、院長等が集まって実施しています。各院でも週1回行っており、患者さんの情報共有のほか、自由診療についての説明や案内をどのようにするかなど、経営的な視点も大切にしています。ミーティングを通じて、スタッフには医療人として社会人として、一人前になってほしいと願っています。
今後の課題や目標を教えてください。

大阪院スタッフ。スタッフ同士の切磋琢磨により、技術の質の向上を図っている。 18年2月に三重県に新しく皮フ科クリニックを開院します。今回は承継物件で、地域の医療を守るためグループへの参画を希望されました。私自身は、広域化を目標に置いてきたわけではなく、大学時代のご縁を大切にそれぞれの先生方の地元での開業を支援してきました。2月に開業する三重院で、分院化はひとまずストップする予定です。

4院体制になり、規模が大きくなってきましたので、今まで以上に情報や思いを全スタッフに正確に届けることを徹底しなければいけないと感じています。コミュニケーションを取れる時間をいかに作るかが課題です。医師だけでなく、スタッフの交流も充実させたいと考えています。例えば、奈良本院は自由診療の経験も長いので、実績を積んだスタッフが京都院のスタッフに対し、カウンセリングを指導するなど、刺激になっているようです。

また、看護師や受付スタッフも、分院ごとに少しずつスキルや方法が異なっています。たまに他院の手伝いでスタッフを入れ替えると、生き生きとした表情で帰ってきます。「勉強になった」「自分たちの方法を教えた」といった報告を受けることもあり、刺激になっているんだなとうれしくなります。

今後は、クリニックが増えたことで多くの先生と同じ方向性で働くことができると考えています。それぞれの先生の力を合わせて、医療の質を今よりもレベルアップし、かつ統一して、どこのクリニックでも同じく質の高い診療ができるようにしたいと考えています。またドクターだけでなく、スタッフもいい意味で各院をライバルとして切磋琢磨し、個々の能力を上げて行ける環境を作ることが必要だと考えています。これからは、全体的な医療の向上のためにも、定期的に院長による診療検討会を開催していく計画です。
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