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山梨大学医学部附属病院の研修ゲンバ

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※下記掲載内容は、2017年6月現在の情報です。

  • 中村 優子 先生(研修医2年目)

    中村 優子 先生
    (研修医2年目)

    山梨県出身。山梨大学卒。

  • 大森 一平 先生(研修医2年目)

    大森 一平 先生
    (研修医2年目)

    山梨県出身。山梨大学卒。

医師を目指されたきっかけをお聞かせください。

中村先生:
父が医師ということもあって、漠然と医療関係の仕事につきたいという思いがありました。患者さんの命を自らの力で救いたいと思い医師になろうと決めました。
大森先生:
小さな頃から、具合が悪くなると不安を強く感じました。今思えば、風邪であったり、重症な病気ではなかったのですが、TVで怖い病気を知ると、自分もそうではないかと、とりわけ不安になりました。「病は気から」といいますが、医師として患者さんの不安な気持ちに寄り添って、気持ちを持ち上げることができれば、病気が治るのも早くなるのではと思い、医師を目指しました。

学生時代はいかがでしたか。

中村先生:
テストも大変でしたし、まじめに勉強しました。軟式テニス部に入っていて、勉強も運動もして、バランスのとれた、いい学生時代だったなと思っています。
大森先生:
まじめに学生をしていましたが、自分の興味のある範囲はとことん突き詰めたいけれど、興味のない部分はある程度……というところもありました。部活は硬式テニス部で、かなり頑張っていました。野球やサッカーもしましたし、医師として働くのに必要な体力を養えたと思います。

初期研修を山梨大学医学部附属病院に決められたプロセスや理由を教えてください。

中村先生:
実は、山梨の他の病院での研修も考えていて、いろいろな病院へ見学に行かせていただきました。漠然と、科目は内科か皮膚科、耳鼻科などを考えていましたが、皮膚科や耳鼻科などは、指導体制のことを考えると、大学病院の方が研修しやすい環境にあるのではと思いました。山梨大学出身ですので、慣れたところで研修できることにも魅力を感じて、夏くらいに決めました。
大森先生:
特に迷うことなく山梨大学での研修を決めました。学生の頃、病院の救急部のサポート活動のアルバイト*をしていたので、上の代の先生にも知り合いができましたし、研修医の先生方がどのように働いているのかもある程度知っていたので、仲間になりたいという思いがありました。また、将来は山梨県内で働きたいので、大学に所属する意義も感じました。臨床研修をしながら医局の雰囲気を知って、将来進む科を決める参考にできたらとも思っていました。

*救急部のサポート活動とは
医療行為は行いませんが、患者さんのバイタルを確認したり、採血した検体を提出したり、患者さんの急変を知らせたり、患者さんの帰られた後のベッドの片付けをしたりします。

実際に研修を始められた感想をお聞かせください。

中村先生:
研修が始まって、最初は、院内での看護師さんとのやり取りや、上の先生とのやり取りなど、業務の進め方の面で覚えるべきことがたくさんありました。さまざまなシステムやカルテの使い方にも細かい決まりがあり、最初は覚えるだけで精一杯でしたが、周りの先生方が手厚くサポートしてくださったので、スムースにできるようになりました。初めての社会人ですので、研修前は心配もありましたが、こちらでスタートとしてよかったと思っています。
大森先生:
最も戸惑ったのは、仕事をするうえで接する方のほとんどが目上の方だということです。大学病院を受診される方は、何かしら重大な病気を抱えて弱っておられますので、接し方に難しさをおぼえました。言葉遣いや接し方など、礼節がなってないと反省することもしばしばで、採血や検査の間など、患者さんに接する短い時間でどのようなお声かけをしたらいいか、他の先生方から学ばせていただいています。

患者さん以外にも、看護師さんや薬剤師さん、医療機器の担当の方だったり、他にも多くの方とチームを組んでいますので、礼節を守って接することが大事だと思っています。

指導医の先生方や他職種の方々との関係はいかがですか。

中村先生:
指導医の先生方は、手厚く丁寧に教えてくださいます。ローテーションの最初に指導医の先生が見本を示し、研修医がきちんと理解してから、やらせる、というように、段階を踏んでできるので、科ごとに覚えることはたくさんありますが、徐々に自分一人でできるようになっていきます。
大森先生:
例えば、内科のローテーションでは、上級医が3、4人に対して研修医が1人というチームで患者さんを診ていきますが、それぞれに個性も教え方も違うので、いろいろな方向から教えていただけて勉強になります。
また、学会で発表する機会が多く、統計の扱い方、論文の探し方、考察の仕方などを指導医の先生がアドバイスしてくださいます。大学病院ということもあって、研修医には難しい症例が多いのですが、何日も時間をかけて教えてくださいました。
他職種の方との関わりについて、例えば、普段、患者さんの一番そばにいるのは看護師さんですので、患者さんの体重を測るタイミングだったり、きちんとコミュニケーションをとって連携しながら業務を進めています。他職種の方から、名前と顔を覚えて声をかけてもらえると嬉しいですね。薬剤師さんからは処方をよく間違えてるなって言われるんですけれども……頑張ります。
医師も、看護師も、その他の職種も、それぞれがプロフェッショナルとして、異なる立場で仕事をしているので、その背景を理解しながら接したいと思っています。

研修医同士の意見交換や交流は活発ですか。

中村先生:
研修医室が充実していて、研修医の憩いの場になっています。難しい症例や、救急であっためずらしい症例などをシェアしたり、おすすめの本を紹介したりしています。人数が多いので、いろんな人の勉強したことを知ることができて、ありがたいです。建物も新しく、一人に一つデスクがあって、カルテを閲覧できるPCも6台あります。病棟での業務が終わり、研修医室に戻ってお昼を食べると、ほっとします。
大森先生:
週に1回、研修医主催のMorning Conferenceを行っています。今の時期であれば、新しく入った1年目の研修医のために、救急の押さえるべきポイントにしよう、などと研修医長を中心に研修医がテーマ選定をしています。どの科の先生もみんな優しくて教育熱心なので、喜んで協力してくださいますし、科によっては、毎週、研修医のための勉強会を開いてくれるところもあります。

2年目になって後輩の先生が入職されましたが、いかがですか。

中村先生:
学生実習があるので、下の学年に教える機会は多いのですが、1年目の研修医の先生には特に、自分が教わったこととか、悩みだとかをふまえて、接するようにしたいと思っています。
大森先生:
2年目と1年目がペアで働くので、採血や点滴などの手技が1年目より減ってしまって、一つひとつの機会をより大切にするようになりました。教えることも学びですし、後輩が入ってきたことで、1年目に負けてられない! という気持ちにもなります。
自分自身もそうしてもらったのですが、救急の現場でも、1年目が自分で診たという実感をもてるよう、余裕を持って教えられるようになりたいです。また、基礎を理解できていない状態で、専門性の高い説明をしても伝わりませんので、質問を投げかけ、返ってきた答えで理解度を知り、説明をする、というのを大切にしています。そのためにも、積極的にコミュニケーションをとって、信頼関係を築きたいと思います。

今後のキャリアプランと2年目に選択したカリキュラムをお聞かせください。

中村先生:
科目を皮膚科と麻酔科、眼科で迷っています。今後、将来的に家庭をもって子どもが生まれても、どういう形であっても働き続けたい、ということも考慮しながら科目を考えています。
2年目の夏までに科目を決めるため、4~7月は皮膚科、麻酔科、眼科、その後は、外科、精神科、産婦人科、地域、といった必修科目を回る予定です。実際に回ってみるとどの科もいいなと思うのですが、1か月研修するのと、これから一生の仕事にするのとでは心持ちが違うので、悩ましいですね。
大森先生:
内科か救急に進もうと考えているので、2年目の前半は内科と救急にしました。外科も1年目に回ってみたら楽しかったので迷いましたが、もともと、身近な人の健康を支えたいと医師を志したので、その思いを大事にしました。将来、進む科が決まったら専門を極めたいですし、研究もしたいです。若いうちは忙しくても頑張って、ゆくゆくは山梨の中で地域に密着した医療を行いたいと思っています。進む科によっては、当院では施設認定のない手技もありますので、外の病院で修行して、山梨に持ち帰りたい、という思いもあります。
2年目の半分は大学病院以外で研修するカリキュラムを組みました。市中病院で肺炎の患者さんをたくさん診て、地域密着の診療所で在宅の勉強をし、3次救急の病院で交通外傷などをたくさん経験する予定です。

山梨大学医学部附属病院のいいところを教えてください。

中村先生:
いい仲間が集まっていて、意見交換が盛んで、勉強しやすい環境が整っています。大学病院ということでいえば、学会発表などの機会を通してプレゼンテーション能力が鍛えられますし、同じ内科であっても、消化器内科、循環器内科、というように専門性の高い科ごとに回ることができます。私のようにマイナー科を志望する人にとっては、各科に所属する人数が多いのもいいところです。
山梨のいいところは、のどかで、仕事帰りに温泉に行けること、でしょうか。
大森先生:
大学でないと診られない難しい病気にも研修医のうちから触れる機会があり、理解を深められるのは魅力だと思います。一方で、Common Disease とされる肺炎、尿路感染、インフルエンザなどはなかなか診る機会が少ないかもしれませんが、それは外勤先でも経験することができます。
山梨は、富士山や八ヶ岳もきれいで、空気もきれいで、さわやかなところが気に入っています。

これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生へメッセージをお願いします。

中村先生:
実際に現場に出てみないと分からないこともあると思いますが、大学病院か市中病院かはそれぞれに良いところも悪いところもあります。どちらを選ぶにしても、自分がどのような研修をしたいのかビジョンを持ったうえで見学に行くといいと思います。行ってみると分かることがたくさんあります。ぜひ山梨大学に見学に来てください!
大森先生:
誰でも、研修医になったばかりは、座学の知識はあっても現場経験のない状態ですので、明るくコミュニケーションをとり、礼節を守って働く、ということが一番大切だと思っています。コミュニケーションの取り方などは、一人ではどうすればいいのか分からなくても、周りに触発されて自然と身についていくものではないでしょうか。当院は質問しやすい環境、働きやすい環境が整っています。ぜひ一度、見学にいらしてください。
中村先生:
病院の近くに寮もあります。安く借りられて広いので、県外から来た人にも好評です。他の大学から来た人もすぐに溶け込んで分からないくらいです。
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