1. ストレスがたまったらアートに挑戦!その科学的根拠とおすすめアプリ3選を紹介

海外医療トピックス

2017.08.17

ストレスがたまったらアートに挑戦!
その科学的根拠とおすすめアプリ3選を紹介

近年「大人の塗り絵」がブームとなっていますが、これには科学的な根拠はあるのでしょうか? 今回はアート的な活動が人体に与える影響についてさまざまなリサーチを行っている、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのDrexel University(ドレクセル大学)による調査結果をご紹介します。

アート系の創作でストレスホルモン減少

Drexel Universityが2016年に39名(18~59歳)を対象に行った調査では、45分間アート系のセッションに参加した人のうち75%に、ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」の減少が見られました。このアートセッションの課題は、与えられた素材(粘土やマーカー、紙など)を使って自由に創作活動を行うというものでした。

この調査の中で見られたもう一つの傾向は、若年者のほうがアート的創作によるコルチゾールの減少がより顕著だったということです。これは年齢の低い世代のほうが、日常生活において自身のストレス管理方法を編み出せていないためではないかとの見解です。

前頭葉前部の血流アップ

Drexel Universityは2017年にも、アート的活動とストレスの関係を調べる別の調査を実施しました。この調査には26名(18~70歳)が参加し、そのうち8名は「アーティスト」でした。調査内容は「色ぬり」「いたずら書き」「自由なお絵かき」の3種を、休憩を挟みながら3分ずつ行うというものでした。この活動中に参加者の前頭葉前部の血流の変化を近赤外分光法でモニターしたところ、これら3種のアート的な作業を行っている間は前頭葉前部の血流が増え、休憩時間になると血流は普段の状態に戻ったそうです。

前頭葉前部は脳の報酬経路の一部を構成しており、感情をコントロールすることでも知られています。アート的な作業を行っている時間帯にこの部分の血流が増えることは、「Pleasure(楽しみ・喜び)」や「Reward(報酬)」を感じることにつながります。

今回の調査でアーティストとそれ以外の人々のデータを比較したところ、そこに有意差は見られなかったそうです。これは、アートによるメリットを得るためには、特にアートに関する知識は必要ないということであり、どんな人でもアート的な作業によってストレスの軽減や気持ちの切り替えが期待できるということです。

オススメアート系アプリ3選

塗り絵アプリの基本操作は、好きな色を選んで塗りたい部分を指でタップしていくだけです。単純操作なだけに没頭して楽しむことができるので、ストレス対策にもぴったり。同じ塗り絵でも各人の個性が光るので、職場のみんなで出来上がった作品を見せ合うのも楽しそうです。

Recolor

「大人のための塗り絵帳」をうたうこちらのアプリは、250種類を超えるデザインを持つ本格派の塗り絵アプリ。テーマ別・レベル別でデザインを選べるので、スキルアップに挑戦していく楽しみもあります。

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lake

豊富な無料コンテンツでポップなアートが楽しめるlakeは、有料コンテンツ契約をすれば、より多くのアーティストの作品やカスタムカラーパレット機能にもアクセスできます。

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tayasui color

動物のデザインがメインのこのアプリは、リラックス効果をさらに上げてくれる心地よいサウンド付きなのが魅力です。他のアプリほど絵が細かくないので、サクッと塗り絵を楽しみたいときにオススメです。

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まとめ

毎日の仕事のなかでたまったストレスを解消する方法として、お絵描きや塗り絵、工作といったアート的な活動に挑戦してみるのも良いかもしれません。アプリをスマホにダウンロードしておくだけではなく、通勤カバンにスケッチブックや色鉛筆を入れて持ち歩いてみたり、デスクの上に粘土やブロックなど創作意欲をわかせる小物を置いてみるのも良さそうです。疲れが気になってきたら、挑戦してみてください。

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