1. 女性医師のキャリア設計 育児編・復帰編 (2)

女性医師体験談特集 結婚、出産、育児、復職… 女性医師の体験談を集めました。

女性医師のキャリア設計 育児編・復帰編 (2)

ライター医師プロフィール
年齢 : 40代半ば 家族構成 : 夫、子1人 勤務内容 : 消化器内科(常勤⇒離職中) 医師に限らず「育児と仕事の両立」は女性にとって重要なテーマだと思います。医師という職業は、育児に合わせて様々な就業スタイルを選択できます。例えば、常勤で勤めて仕事中心の生活を選択するか、それとも、非常勤医師として勤めてワーク・ライフ・バランスを重視するか、などです。
そこで、実際に育児と仕事の両立ができている知人の女性医師の働き方を紹介しつつ、医師として母としてどのような人生の選択をしていったらよいのか、育児と仕事に対する私なりの考え方をお伝えします。

様々な医療現場への復帰談

病院附属の保育園や託児所を活用する女性医師
私の従姉(放射線科)は医局の都合で長期間は休めず、本当は3年間ほど休んでいたかったのに1年でフルタイムの仕事に復帰しました。他には、母子家庭で、出産後数ヶ月で常勤医師として復帰した先生(消化器内科の検診)もいます。2人とも大きな施設での勤務でしたので、病院附属の保育園や託児所を利用していました。当直や呼び出しはないため、仕事に家事に忙しいのはさておき、特に不便を感じていないようです。

在宅勤務で働く女性医師
別の友人(放射線科)の場合は、在宅で読影をする仕事をしていますので、勤務形態としてはフルタイムよりもパートタイムに近いかもしれません。また在宅ということもあり、育児をメインとして、空いた時間で働くことができているようです。

様々な形態で育児をしながら働く女性医師
私の同僚(元麻酔科)は、午前中は託児所に子どもを預け、検診医としてパートタイマーで働いています。他にも、同僚の奥様(元麻酔科)は出産後、眼鏡屋で視力検査の仕事をしています。その話を聞いた時は、出産前と同じ内容の仕事にこだわらなければ、仕事の形態は色々あることに気付かされました。同じ仕事を長年していると「他業界で医師として仕事をする」という発想はなかなか湧きにくいものなので、視野を広げる必要があると思います。

海外での育児を選択

現在、私は日本でのキャリアを一度捨て、海外で育児を中心とした生活を送っています。理由としては、育児を優先するために子供が6歳までは仕事をしないことを決めていたため、収入がなくても、ある程度の生活が送れる日本以外の国があったからです。
この海外での生活で、子供は伸び伸びと成長してくれてますし、私自身も、育児の合間をみつけて、基礎医学を勉強し直しています。
なので、育児が安定したら、新しい形態での仕事をして、また自らの手で収入を得たいと思っています。

最良の選択をするために考えるべきこと

私を含め、知人女性医師の経験をご紹介してきましたが、何より大切なのは「子育てと仕事をどう天秤にかけるか」ということです。医療現場を一度離れるのも、選択肢として良いと思います。
やる気さえあれば、色んな形で、誰かを犠牲にすることなく仕事ができます。
これまでの枠にとらわれることなく、後で振り返って「最良の選択をした」と思える人生を歩んでください。

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