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女性勤務医のキャリア設計について

ライター医師プロフィール
年齢 : 30代後半 性別 : 女性 科目 : 精神科 医師のキャリア設計というのは、性別や結婚、子どもの有無を問わず難しいものだと思います。勤務医として働き続けるのか、開業医を目指すのか、或いは既に実家などに引き継ぐ予定の病院があるのか。どの場合もそれぞれに魅力と大変な点があり、非常に悩ましいと思います。
妊娠、出産を予定されている女性医師の方は、年齢的に勤務医である方が多いのではないかなと思います。もちろん、すでに開業されてから出産という先生もいらっしゃるとは思いますが、ここでは私自身の経験から、女性勤務医のキャリア設計について書かせていただきたいと思います。

大学卒業後5年がたってから、考えるようになった私のキャリア

私は大学を卒業してからずっと子どもを持つまで、病棟を持つ病院でフルタイム勤務をしていました。研修を受けた大学病院、それからそのまま医局の人事に従って、地方の基幹病院を回り当直を含めた病棟医、外来を行ってきたので、私の中で医師の仕事のイメージとはそのようなものでした。ですが、卒後5年を過ぎ、専門医を取得したころから、少しずつ同期も「大学院に行きたい」「将来はクリニックを開業したい」というような希望を言いはじめ、自分自身は外来が好きだったので「クリニックの勤務もいいかな、でも経営は才覚がなさそうだから勤務をしたいな」というような漠然としたキャリア設計ができてきました。

子育て中の、私のキャリアアップ法

子育て中の、私のキャリアアップ法 しかし、子どもが生まれてからは、「明日子どもが熱を出せば、病院に来られないかもしれない」という状況が続いたので、休めば多くの患者さんに迷惑をかけてしまう外来をたくさん受け持たせてもらうということはできませんでした。しかし、夫と打ち合わせてお互いの外来日をずらし勤務スケジュールを調整していたため、週2回は外来勤務ができました。将来のためにそのうち1回は本院の外来、もう1回は関連クリニックでの外来を受け持たせてもらうこととし、将来に備えることにしました。いわゆる病院とクリニックでは患者層も大きく異なり、この経験は子どもがある程度大きくなり仕事の自由度が増した今も、とても役に立っています。

まとめ

女性医師は、家庭をもつと仕事中心での生活をするのが難しいタイミングがきます。授かりものである、出産や育児も突然イベントとして発生するので、その際、今後どうキャリア設計をしていくか悩まれる方も多いと思います。中には医師としてのキャリアを諦めざる得ない人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、そんなときは勤務先の上長や夫などにきちんと御自分の意見を伝え、医師として今後どうキャリア設計していくか、相談してみてください。育児をしながら仕事を続けることは大変ではあります。しかし、同じママ医師として頑張っている医師の方も徐々に増えておりますので、諦めずキャリアを続けていってもらえればと思います。