若手医師向け 先輩医師からのアドバイス

医薬品情報の収集方法について

ライター医師プロフィール
年齢 : 30代後半 性別 : 女性 科目 : 内科 臨床をしていると、患者さんの症状や薬の使い方について、疑問が湧くことがあります。薬の飲み合わせや、処方量といった内容であれば、病院の薬剤師に問い合わせたり、添付文書を見たりしますが、新しい薬で使用経験がないものは、評判や実際に使ってみた感想など詳しい情報がほしいものです。
医局の同じ科の医師同士で感想を共有する、あるいは大学の同期などから話を聞く、ということもありますが、なかなか自分の知りたい情報をタイムリーに聞くことは難しいことです。私がそのような時に一番頼りにしているのが、MRの存在です。

頼りになるMRの存在! 専門サイトもおすすめ

販売している薬のことであれば、MRは良いことも悪いことも調べて教えてくれますし、直接会って話せるので、細かいところまで知りたいことを教えてもらえます。学会発表や、抄読会など、臨床以外のことでも手伝ってもらえますし、頼りになる存在です。
ただ、当たり前のことですがMRは特定のメーカーに所属しており、他社の薬については聞きづらいですし、互いのタイミングが合わない場合もあります。そんなときは、最新の医学・医療情報をまとめたサイトが役に立ちます。
最近では、医薬品の添付文書なども簡単に閲覧できますし、講演会に行けなかったときも、後日書き起こし原稿がアップされることもあるのでチェックしてみましょう。

リアルとネットをうまく使い分けることがカギ

このように、医師向けサイトは便利で医療情報を得るうえで欠かすことができないものですが、基本的には知識を補完してくれる以上のことを期待してはいけないと思います。先輩医師や同僚から得られるもの、MRから得られるもの、ネットから得られるものをうまく使い分け、それぞれの良さを活かし、知識と経験を蓄えていこうと意識付けすることが大切だと思います。