下松中央病院
下松中央医療介護支援センター1F
デイサービスセンター「星ひろば」
医療法人緑山会では、周南市と下松市で、病院と入所介護施設、在宅支援事業を組み合わせた医療介護複合体を展開しています。
法人の歴史は1980年の周南高原病院開設に始まり、1993年には鹿野博愛病院を開設し、中山間地に住む方々のための医療機関として発展してきました。
2013年には、下松市の企業立病院を譲り受け、下松中央病院として運営を開始。その後、同院の経営建て直しに取り組み、2015年、下松中央医療介護支援センターを併設するとともに、建物の3階部分に鹿野博愛病院から36床を移転しました。
周南市と下松市の人口動態を考えると、各病院の機能分化を進め、今後、さらなる病床再編を行うことも視野に入れています。
医療機関と介護施設で連携をしながら、最期まで責任をもって診させていただく、という性質の病院ですので、「落ち着いたところでじっくり腰を据えて診療したい」という先生に向いていると思います。
当院の医師は年齢層が幅広く、30代から70代、また、定年は75歳としていますが、90代の先生も活躍されています。
週3日以上で常勤勤務が可能で、大学病院と行き来しながら週3日ずつ勤務される先生や、専門医取得のために週1回徳山中央病院に行かれる先生もいます。育児休暇から復職された女性の先生は、山口県の医師会からシッターの派遣を受けて、院内で見てもらっています。下松中央病院、周南高原病院、鹿野博愛病院それぞれに院内保育もあります。
もともと企業立病院でしたので、産業医資格をお持ちの先生などは、健診部門でもご活躍いただけますし、近隣企業の産業医と兼務される先生もいます。
このように、先生それぞれのライフステージに合わせて、長く働き続けていただける病院だと思います。ご希望をうかがいながら、柔軟に対応いたしますので、どうぞご相談ください。
広島の医療圏と山口の医療圏の中間という地理的特徴もあり、出身大学によるしがらみなどはありませんし、外から来られた方を受け入れやすい土壌があるように思います。
看護師をはじめ、コメディカルの定着率も高く、職員からの紹介による入職も増えています。
歯科部門があり、歯科外来や関連施設での口腔衛生管理を行っています。歯科部門との連携で、全身状態の維持・回復・向上、誤嚥性肺炎減少にも効果が出ています。
院外に目を向ければ、地元医師会、歯科医師会、薬剤師会、それぞれが顔の見える良好な関係で、連携が取りやすいのも良いところです。
下松市は、東洋経済社が発表している「住みよさランキング2016」で、中四国1位、全国18位になりました。産業は工業と商業が盛んで、鉄道車両の製造工場など大規模工場を複数擁し、大型商業施設が多数進出しているため、人口が増えている地域です。
新幹線の停車駅、徳山駅までは車で20分ほどです。徳山から広島までは30分弱、博多までは45分とどちらも通勤圏内ですし、新大阪までも2時間弱です。山口県には5つの新幹線駅がありますので、新幹線通勤も便利です。
下松市にはその他にも、瀬戸内の穏やかで過ごしやすい気候、水が安い、道路が整備されているので走りやすい、地盤が安定していて地震が少ないなど、住んでみて分かる良さがあります。
当グループは、医療法人 緑山会と社会福祉法人 緑山会の2つの法人から構成される病院・施設のグループです。 山口県周南市北部と下松市に、3つの病院、特別養護老人ホーム施設、特定施設、デイサービス等様々な施設を運営して医療、介護サービスを提供しています。 自然に囲まれた静かな環境の中で、安心して療養して頂けるよう体制・設備の整備に努めています。
医療法人緑山会 下松中央病院 | |
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所在地 | 山口県下松市古川町三丁目1番1号 |
理事長 | 齋藤 淳 |
院長 | 梅野 哲弘 |
診療時間 | (平日)午前9:00~ 午後16:00~ 外来休診日:土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始(12月31日~1月3日) |
病床数 | 99 床(地域包括ケア病棟 28床、医療療養病棟 71床) |
診療科目 | 内科・外科・整形外科・リハビリテーション科・婦人科・歯科 |
勤務医数 | 常勤6名、非常勤23名 |
医療従事者数 | 薬剤師常勤1名、非常勤3名、看護師51名、介護職員14名、PT2名、OT4名、管理栄養士1名 |
看護基準 | 一般病棟 看護師10:1、医療療養病棟 看護師25:1、看護補助者25:1 |
1941年(S16) | 前身である株式会社日立製作所笠戸工場の診療所が創立 |
1947年(S22) | 株式会社日立製作所笠戸事業所付属日立病院として開設 |
健康保険医、優生保護医、労災保険医の指定 | |
1964年(S39) | 鉄筋5階建の新病棟完成。 |
1964年(S40) | 市内病院で最初の救急告示病院の指定を県より受ける |
1986年(S61) | 宿泊制人間ドック、機能回復訓練施設(リハビリ施設)を開設 |
1987年(S62) | 市内で最初の全身用CTを導入し、整形外科、リハビリテーション科を新たに開設 |
1996年(H8) | 安全対策・検査能力増強等のため大規模なリニューアルとDR・FCR導入を実施 |
人間ドック専用の健診室を設置 | |
2002年(H14) | 駐車場拡張により95台→125台の駐車スペースを確保 |
2007年(H19) | 入院中の快適性向上施策(6人室→4人室等)を実施病床数を63床に変更 |
2013年4月(H25) | 医療法人緑山会 下松中央病院へ名称変更 |
2015年6月(H27) | 病院敷地内に社会福祉法人緑山会 下松中央医療介護支援センターが完成 |
2015年7月(H27) | 医療療養病床36床を増床 |
山口県の将来推計人口は2030年に120万人を割り、高齢化率は33%を越える見通しで、人口減少と高齢化という厳しい現実に直面しています。同時に、医療・福祉を取り巻く環境は近年めまぐるしく変化しており、そこに携わる事業者はその対応に追われています。
当法人は、今日に至るまで35年間、地域や時代のニーズに即して、医療体制を柔軟に変えてきました。地域の皆様の健康な毎日をサポートするために、入院治療から在宅療養まで、切れ目のない充実したサービスを整備し、医療・介護のセーフテイネットの確立を目指しています。
様々な取組の一端として、医療の高度化には、法人内だけでなく地域の急性期病院と情報交換や人的交流を行い、診療レベルの向上に努めています。在宅医療ニーズの高まりには、医療・看護に加えて歯科訪問診療を実現し、地域包括ケアを推進しています。深刻化する人手不足には、IT化による効率化と業務改善に取り組んでおり、人材育成のため、学会、研修会への参加、資格取得も積極的にサポートしています。また、高齢者の食事・住宅・生活など医療の周辺需要も事業化しています。
このように、様々な試みを取り入れながら、医療・福祉の質の向上と法人経営の安定化を図り、先生方が安心して診療に専念していただける環境を整えています。
私達といっしょに地域医療に取り組んでいただける、熱意ある先生方からの御連絡をお待ちしております。
前身の企業立病院の時に入職しました。当時は、医師不足のために病棟を閉鎖し、赤字経営でしたが、経営建て直しの結果、現在は黒字に転換しています。
高齢化が進む中で、当病院に対する期待も今後ますます大きくなるでしょう。地域医療や在宅に興味をお持ちの先生にとっても、働き甲斐のある病院だと思います。地域の医療機関との連携も良好で、一般病床と医療療養病床で提供する医療に差をつけるわけでもありませんし、適切な医療を提供することができています。理事長からは大きな方向性を示していただきますが、一人ひとりの医師の裁量が大きく、自由に診療することができます。医師の出身は様々で、私自身は島根ですが、大阪から地元に戻ってきた先生や福岡から入職された先生もおられます。オープンな医局運営を心掛けています。
「病気だけを見るのではなく、患者さんそのものをじっくりと診たい」、そういった先生にぜひ来ていただきたいです。
あとは、こちらに来てからマラソンを始めました。走るのが好きな先生も大歓迎です。