- 人口対比の診療所数は全国一位、医師数も充実
- 太平洋から瀬戸内海へと続く海に面し、温暖な気候でも知られる和歌山県。和歌山港を中心とした港湾部は工業地帯となっており、製鉄業を中心に栄えています。
和歌山県の病院数/一般診療所数は、病院数で約90施設、一般診療所数は1,070施設です。これは、人口10万人対病院数/一般診療所数にすると、近畿圏ではいずれも1位です。とくに診療所数では、全国でもっとも充実しており、多様な求人から職場を選べるようになっています。海と山に囲まれた土地・和歌山県。紀伊半島の西側に位置する、緑と森の豊かな県です。
和歌山県では病院も一般診療所も非常に充実しています。まず病院数を見てみると、和歌山県にあるのは約90施設です。これは全国平均の施設数と比べると下回りますが、人口10万人当たりの施設数に換算すると9.1施設となって、全国平均(6.9施設)を大幅に上回ります。これは近畿圏では第1位、全国でも屈指の施設数です。一般診療所数は約1,100施設。これも人口10万人当たりの施設数で換算すると105.7施設となり、全国平均(77.6施設)を上回ります。この数値も近畿地方で第1位、そして全国的に見ても第1位の数値です。
さらに、人口10万人当たりの医師数でも269.2人と高い数値を誇っています。施設数が充実していると多くの選択肢から求人を選べますし、医師数が充実していることで一人ひとりの医師にかかる負担が減り、余裕を持った診療を行うことができます。
和歌山県では、がん診療連携拠点病院でもある日本赤十字社和歌山医療センター、2003年からドクターヘリが運航している和歌山県立医科大学附属病院などで、最先端医療に携わるチャンスがあることも魅力です。
充実した施設と医療スタッフが揃った和歌山県で働いてみませんか。
和歌山県は「和歌山」「那賀」「橋本」「有田」「御坊」「田辺」「新宮」の7つの二次保健医療圏で構成されます。
同県の基準病床数は8,496床であり、既存病床数は11,528床(平成25年3月 5日時点 和歌山県『和歌山県保健医療計画』)と大きく上回っています。全圏域が基準を超えていることから、全国的に見ても医療が充実した地域といえます。
入院患者の動向を見ると、和歌山保健医療圏の病院を利用する人が全体の89.1%を占め、ほかの地域は3%以下、県外は5.1%です(平成20年 厚生労働省『患者調査』)。このように和歌山県では500床以上の大病院に患者が集中する傾向が見られるため、紹介・逆紹介システムを整備して、大病院と地域の病院を連携させています。医師の負担が軽くなるのはもちろん、今後は地域病院の求人募集も増えるでしょう。周産期医療や救急医療の見直しも進められており、各医師の需要も増大しています。一年を通して常勤・非常勤を問わず求人があり、医師の転職に適した地域といえます。