栃木県は「県北(大田原市など5市4町)」「県西(鹿沼市・日光市)」「宇都宮(宇都宮市)」「県東(真岡市など1市4町)」「県南(栃木市など3市4町)」「両毛(足利市・佐野市)」の6つの二次保健医療圏で構成されます。平成27年10月現在の人口はほぼ200万人でしたが、今後人口は急速なペースで減少に向かうと予測され、これに対して高齢化率は26.0%です。この結果、平成47年には老年人口が34%近くに達すると予測されます。こうした高齢化は特に県西、両毛圏が顕著で、死亡率も県西部で高い傾向がみられます。また地形の起伏が激しい栃木県においては県西部以外にもへき地が点在し、医療の地域格差が大きいといった問題も抱えています。
このため、栃木県では急性期をはじめとする医療機能の強化、病院・病床機能の役割分担・連携の推進、在宅医療の充実等を内容とする医療サービス提供体制の制度改革が急ピッチで進められており、高齢者医療やへき地医療に従事してくれる常勤医師に対して高いニーズがあります。他県からの転職希望者にも好条件の求人募集が多いです。
栃木県の医師の平均年収は以下の通りです。
性別 | 栃木県 | 全国 | 栃木県-全国 |
---|---|---|---|
男性 | 1064万円 | 1227万円 | -163万円 |
女性 | 783万円 | 1016万円 | -233万円 |
栃木県の求人理由は以下の通りです。
求人理由 | 栃木県 | 全国 | 栃木県-全国 |
---|---|---|---|
退職医師の補充 | 19.50% | 17.50% | 2.00% |
現員医師の負担軽減(患者数が多い) | 28.40% | 27.80% | 0.60% |
現員医師の負担軽減(日直・宿直が多い) | 16.20% | 16.20% | 0.00% |
休診中の診療科の再開 | 1.70% | 2.30% | -0.60% |
休棟・休床している病棟・病床の再開 | 1.50% | 2.20% | -0.70% |
外部機関からの派遣等から医師確保へ | 5.60% | 8.40% | -2.80% |
救急医療への対応 | 14.70% | 14.10% | 0.60% |
正規雇用が望ましい | 9.50% | 8.40% | 1.10% |
近々医師の退職の予定があるため | 2.90% | 2.90% | 0.00% |