- 医師数は佐賀市を中心に充実も、県の西側では不足の傾向
- 佐賀県といえば、江戸時代から続く有田焼や伊万里焼などの陶器の産地として有名です。また伝統菓子の小城羊羹、丸ぼうろといったスイーツもあります。
佐賀県は病院に加えて、診療所・クリニックも非常に充実している県です。人口10万人当たりの医療施設数では、病院、一般診療所ともに全国平均を上回っています。とくに病院数は12.9施設と全国でもトップクラスの充実度です。
鳥栖市には、九州で初めてとなる最先端がん治療を行う「九州国際重粒子線がん治療センター」など特色のある大規模病院もあり、求人も幅広いものとなっています。九州地方の北西部に位置している佐賀県。県土の北と南は海に面しており、県北部には脊振山系が連なり、その南には佐賀平野が広がる自然豊かな県です。古代からアジアとの交流が深く、その歴史を物語る数々の遺跡や史跡などもあります。
佐賀県の『地域医療再生計画』によれば、平成22年における佐賀県の従事医師数は2,082人。人口10万人当たりの医師数に換算すると249.8人となり、全国平均の226.5人を大きく上回ります。
ただし地域によって医師の偏在が起きています。もっとも医師が充実しているのは、県庁所在地の佐賀市がある佐賀県中部です。次いで南部が多く、逆にもっとも医師が不足しているのは西部となっています。西部は人口10万人当たり150人という数値です。医師不足から好条件求人も期待できるため、地域医療に興味がある医師の方は検討してみてください。
また厚生労働省のデータによれば、医師の平均年齢は49.1歳です。九州地方では沖縄県、福岡県に次いで若く、若手医師が活躍している県だといえるでしょう。
さらに佐賀県には110の病院、約700の一般診療所があります。これは人口10万人当たりの医療施設では、いずれも全国平均を上回り、医療施設は充実傾向です。その分、多くの求人案件を期待できるでしょう。
佐賀県は「中部」「東部」「北部」「西部」「南部」という5つの二次保健医療圏 から構成されます。平成25年の佐賀県『佐賀県地域医療再生計画』によると、佐賀県で働いている医師数は2,082人です。県の医療課題として「救急医療」「周産期医療」「小児医療」の医師が不足し 、常勤・非常勤ともに活発に求人が募集されています。
また、佐賀県は人口10万人当たりのがん死亡率が全国平均以上で、特に肝がんの死亡率が全国で最も高い県 です。そこで、県では平成29年度までに75歳未満のがん死亡率を20%削減する目標を掲げ、佐賀大学に肝疾患センターを開設して人材を育成するなど、がん対策事業が始まり ました。
医師の転職動向としては、県の中心部である佐賀市に求人が集中する傾向にありますが、鳥栖市や唐津市にも求人は集まります。特に鳥栖市は、長崎自動車道、九州自動車道、大分自動車道が交差するところに位置する利便性から、県外から通勤する医師も多いです。
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