兵庫県は「神戸」「阪神南」「阪神北」「東播磨」「北播磨」「中播磨」「西播磨」「但馬」「丹波」「淡路」の10の二次保健医療圏で構成されます。
兵庫県『兵庫県保健医療計画』によると、同県の基準病床数は53,747床であり、既存病床数は53,129床(平成27年10月1日時点)です。全体としては基準病床数を下回っており、上回っているのは阪神北・西播磨・但馬・淡路の4圏域のみで、神戸保健医療圏では基準よりも230床以上足りていません。このように同県では圏域による医療提供力の偏在化が見られることから、へき地勤務医師を確保するための対策に力を入れています。
また、同県では小児科・産婦人科の医師が減少傾向にあり、特に小児救急患者への対応が遅れているため、素早い対応が求められています。常勤・非常勤を問わず医師の求人募集が常にあり、早急な転職を考えている方に向いている地域といえます。
兵庫県の医師の平均年収は以下の通りです。
性別 | 兵庫県 | 全国 | 兵庫県-全国 |
---|---|---|---|
男性 | 1167万円 | 1227万円 | -60万円 |
女性 | 804万円 | 1016万円 | -212万円 |
兵庫県の求人理由は以下の通りです。
求人理由 | 兵庫県 | 全国 | 兵庫県-全国 |
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退職医師の補充 | 18.30% | 17.50% | 0.80% |
現員医師の負担軽減(患者数が多い) | 22.40% | 27.80% | -5.40% |
現員医師の負担軽減(日直・宿直が多い) | 13.90% | 16.20% | -2.30% |
休診中の診療科の再開 | 2.80% | 2.30% | 0.50% |
休棟・休床している病棟・病床の再開 | 4.20% | 2.20% | 2.00% |
外部機関からの派遣等から医師確保へ | 10.20% | 8.40% | 1.80% |
救急医療への対応 | 16.10% | 14.10% | 2.00% |
正規雇用が望ましい | 9.80% | 8.40% | 1.40% |
近々医師の退職の予定があるため | 2.40% | 2.90% | -0.50% |