1. 先輩医師からの研修医応援メッセージ

先輩医師からの研修医応援メッセージ

研修医にとって、どの様なことを大切にしておくべきなのでしょうか。
この「先輩医師からの研修医応援メッセージ」では、研修医を経験した先輩医師の方々に研修医としての心得やアドバイスをして頂きます。

良い研修にする為のポイント

ライター医師プロフィール
年齢 : 30代前半 性別 : 女性 科目 : 精神科 研修医のみなさん、研修病院はどのように選びましたか?
マッチングで非常に倍率の高い、いわゆるブランド病院を好む人や、地方で医師が少ない地域の中核病院を選ぶ人など、さまざまだと思います。人それぞれの考え方、目標があるので、どの病院を選んでもよい選択だと思います。大事なのは、「どこで研修を行うか」ではなく、「どんな研修にしていくか」です。今回、良い研修とはどのようなものなのか私の経験を基にご紹介します。

良い研修のポイントは「質×量」

良い研修にする上で大事なのは、たくさんの患者さんを診て、その患者さん一人ひとりに合った最善の検査・治療を考えることで、医師として成長していけると思います(量だけ、質だけではNGの理由)。
たとえ患者さんを30人受け持っていたとしても、一人ひとりの患者さんへのアセスメントが不十分になってしまうと、中途半端な医療になってしまいます。逆に、受け持っている患者さんが常に5人くらいしかいないとなると、一人ひとりへの患者さんに対してはきめ細かな医療を行えても、経験値が不足してしまいます。そのせいで、研修後、独り立ちしたときに困ってしまうこともあるでしょう。
また、ついつい指導医の先生に言われるがままにやりがちですが、そのような研修を続けていると、自分で考える力がなくなってしまいます。

スキルを身につけるための3つのポイント

1:どんなに忙しくても「なぜその検査・治療を行ったのか?ガイドラインに沿っているのか?」を常に考え、自分でも調べて解決するようにしましょう。
2:最新の文献や論文を調べるようにしましょう。
3:手技に関しても、たくさん経験を積めばよいというわけではなく、失敗したらなぜ失敗したのか、次にやるときにはどんなことに気をつければ良いか、をしっかり自己分析して、次回に活かせるようにしましょう。

まとめ

研修は最初の2年間が肝です。医師として最初の2年間をどのような意識で過ごすかで、その先の医師人生が変わってくると思います。
「患者さんの検査・治療を自分でしっかり考えながら行う」、これを意識して、充実した研修生活を送ってください。