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日本大学医学部附属板橋病院の研修ゲンバ

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※下記掲載内容は、2016年11月現在の情報です。

森山 光彦 先生(研修センター長)

森山 光彦 先生(研修センター長)

1981年日本大学医学医学部卒業。1985年日本大学大学院医学研究科博士課程修了。2003年日本大学医学部助教授。2007年日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野教授。

日本大学医学部附属板橋病院の特徴をお聞かせください。

日大板橋病院の二次医療圏である豊島区・練馬区・板橋区・北区の人口は静岡県の人口を上回り、一日あたりの外来患者数は2500名前後にもなります。特定機能病院として、地域がん診療連携拠点病院、東京都災害拠点病院、東京都肝臓専門医療機関であり、救命救急センターも非常に充実しています。日本大学の本院として、世間一般から求められるレベルは非常に高いものがあります。そこで働く研修医にとっては、「非常に実践的」で「厳しい」病院だといえます。急患は多数入院しますし、当直をしていても忙しいですが、それが実力になります。日大板橋病院で研修をやっていただけたら、ジェネラリストとしての能力が確実につきます。

日本大学医学部附属板橋病院の初期研修の特徴を教えてください。

まず、プログラム選択の自由度が高いことがあげられます。当院では、研修2年目の最大10か月間は自由選択制で、1年目の11月に個々の希望をきいて決定します。また、3か月前までであれば科目変更も可能です。協力型研修病院にあたる駿河台病院でも、1年間通しての研修もできますし、2年目の選択科目を研修することも可能です。
2つ目として、総合内科と総合外科から構成される総合科を研修プログラムに取り入れています。総合科では、総合内科が中心となって、1次・2次救急患者の診療を行います。救命救急棟に10床の救急対応病棟をもち、短期の入院診療も行います。3次救急を担当する救命救急科のスタッフとも協力し、診療科横断的な環境で、多種多様な救急患者の診療を通じて、研修医の診療能力の向上を図っています。
忙しくて厳しい病院ですが、患者さんに鍛えられて、職員に鍛えられて、上級医に、指導医に鍛えられて、力がつきます。まじめにやればやっただけ力がつきますし、やりたくなければそれでもいい。日本大学自体にもそういう校風があるように思います。

研修医の受け入れ態勢や研修中のサポート体制で工夫されていることはございますか。

月に1回、土曜日の朝8:00に研修医を集めて連絡会を行っています。事務連絡30分の後、残りの30分間は、気になることがあれば相談を受けますし、各個人の顔を見て、体調にも注意しています。連絡会には病院長も必ず来ますし、医療安全課長や病院の庶務課長も出席しています。
研修医が研修や人間関係で悩んでしまったときは、特に注意しています。研修センターに情報が入ってきたときは、必要に応じて精神科等との連携も含め、ただちに対応をとるようにしています。
普段は研修センターに事務の担当者が2人いて研修医をサポートしています。

研修センター長として大切にされていることはなんでしょうか。

若い先生をすくすくと伸ばしていってあげたいと思っています。日本大学医学部の理念は、「良き臨床医を指導することのできる指導医を育成する」というものです。研修医の育成よりまた一段高いところにレベルがあります。
「いい臨床医」「いい医師」というと難しいですが、「一生涯、医師を続けられるようなヒト」になってほしいと思っています。

医師はいつでもやめることができますし、定年がないので自分で続けたいと思う限り、続けることができます。しかし、自分はやりたいと思っても患者さんが来なければ、病院で必要とされなければ続けることはできません。80歳になっても90歳になっても患者さんが来るような医師になってほしい、というのが私の一番の願いです。そのためには、この最初の2年間ないし4年間はとても大切な時間です。最初の2年間で身に付けたものが、これからの医師人生の礎となります。

研修医に「これだけは言いたい」ということは。

普段、研修医にはあまり言うことはないんですが・・・とにかく健康に気をつけて元気にやってください、のびのびとやってくださいということに尽きます。専門的なことは後期研修でいくらでもできますから、最初は視野を広く、いろんなものを見て、いろんなことを考えてほしいですね。

あとは、悩みを抱えこまないでください、ということですね。一人で悩んでしまうと先に進めません。壁にぶつかったら、他人の力を借りればいい。一人で乗り越えなければいけない、なんてことはありません。
健康第一でのんびりやってください。それでも、日大板橋病院は非常に厳しい病院ですから、ここで研修をしていれば間違いなく力がつきます。

これから初期臨床研修病院を選ぶ医学生へメッセージをお願いします。

給料だとか、目先のことではなく、これから長く医師を続けていくための基礎を教えて身に付けさせてくれる病院を選んでほしいと思います。

実際に病院に足を運んで見学して、担当者と面談することをおすすめします。思ってたのと違って全然忙しくなかっただとか、救急が診られないだとか、忙しすぎて家にも帰れないだとか、そういう後悔をしないように、見学には必ず行きましょう。そして、ご自身が感じたものを大事にして選んでください。
日大板橋病院を見学したい場合は、研修センターにご連絡ください。各科目の希望なども、研修センターが窓口となって日にちを調整します。

日本大学の校風だと思うのですが、全ての人を受け入れる器の広さがあります。学閥意識というのはありませんし、日大出身者が優遇されることはありません。
大学院も充実していますから、博士号を取りたい、研究したいという人にもいいと思います。通常の基礎研究を中心とした4年制のプログラムのほかに、「横断型医学専門教育プログラム」として、学位と専門医資格を並行して取得するプログラムもあります。

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