DtoDレジデントは、総合メディカルが運営する、医学生・研修医向けの総合キャリア情報サイトです

DtoDレジデントロゴ

医療機関の方へ

無料登録 会員登録

会員登録の4のメリット

会員登録の4つのメリット

詳しくはこちら

  • 医師のための転職・開業支援サイト
  • 日系メディカル×DtoD総合メディカル
  • 島根県の医学生・研修医向け情報
  • 都道府県別 研修医・医学生向け支援情報
  • 総合メディカル株式会社では、最も安全性の高い256ビット版SSLを使用しております
  • 総合メディカル株式会社はプライバシーマークを取得しております

 > 

 > 

 > 〔3時限〕無計画では貯まらない老後資金

【第8回】医師の未来設計書

スマートDr.養成講座一覧はこちら

夢はお医者さん!でもその後は何を目標にしたらいい…?
一人前の医師になるのは一般的に30歳前後。それでも、結婚資金に子どもに家に保険…、日常ではなかなか意識できない「将来の出費」は、医師にも当然降りかかってきます。医師ならではの人生設計やコスト管理についてのポイントを、フィナンシャルプランナーとして活躍する講師に教えていただきます。

赤根 琢哉

赤根 琢哉(あかね・たくや)
1955年神戸市生まれ。15年間出版社に在籍した後、アリコジャパンへ転職。
その後、保険会社の社員としてではなく、金融機関に属さず、さらにお客様の立場に近づき、中立的立場で取扱会社を選択できる独立系の代理店になりたいと思い、2001年1月にアリコジャパンから独立し、タックブレインFPオフィスを立ち上げ、現在に至る。

スマートDr.養成講座 第8回 医師の未来設計書

〔3時限〕 無計画では貯まらない老後資金

■ 自助努力が必要!勤務医のケース
勤務医の場合、公立病院勤務でしたら共済年金、そのほかは厚生年金に加入することになりますが、産業医の場合を除いて企業年金はありませんので、大企業の従業員のように3階部分の支給がありません。
さらに、医局人事の異動のたびに退職金はリセットされますので、大きな退職金は期待できません。例外的に確定拠出年金は、転勤先に持ち越しできる年金なのですが、現在の運用環境では元本を減らすリスクも低くはありません。ゆとりある老後生活を目指すには計画的な自助努力が必要といえます。

■ 民間の制度が充実!個人開業医のケース
個人の開業医は国民年金に加入することになりますが、ほかにも多くの制度があります。中小企業の役員のための国の退職金対策である小規模企業共済は、月額7万円までかけることができます。またこの掛け金は税務上所得から除外されるため、節税ができます。
ほかに自助努力として国民年金基金があり、これも月額6~7万円程度かけられます。こちらも小規模企業共済と同じく掛け金は所得から除外されます。さらに日本医師会年金や保険医年金など民間の自助努力の制度があり、開業医への制度は充実しているといえるでしょう。

開業医は自分で定年を決めることができるため、比較的高齢まで働くことが可能となり、積立期間を長期間設けることができます。さらに、リタイアメント後の期間も短くなり、必要とする老後資金も減ってきます。
また、高齢になり、社会保険診療報酬が年間5000万円以下になってくると、医師優遇税制というものがあり、実際は経費を診療報酬の50%しか使っていなくても、70%程度の概算経費を計上できたりします。この場合の20%の差は、非課税の収入となります。

■ 役員退職金が決め手!医療法人のケース
一人医師医療法人であっても、医療法人の構成員が加入する年金は厚生年金となり、自助努力年金は厚生年金基金となります。また、院長も勤務医と判定されるために、個人開業医では入ることができた小規模企業共済は加入できませんので、法人成りしたら脱退しなければなりません。個人開業医のケースで紹介した概算経費や、退職時期を自分で決められるなどの仕組は同じですから、比較的老後資金は準備しやすいといえるでしょう。

中でも、一人医師医療法人での最大の老後資金対策は、役員退職金です。
役員退職金にかかる税金は非常に優遇されており、給与にかかる税率よりもはるかに低い税率で個人に移転できるため、給与にかかる税金を支払った後の資金で積み立てるより、法人に内部留保して、保険などを使い計画的に退職金支払準備金を積み立てるべきでしょう。