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 > 〔4時限〕3週間を先読みするタイムマネジメント

【第7回】忙しいドクターのための、時間管理徹底講義

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「時間がない!!」多忙を極める医学生、研修医、それは将来一人前の医師になっても同じです。
時間管理の基本は「先読み力」を身につけることによって、時間に管理されるのではなく、自ら時間を管理することです。
タイムマネジメントの達人が、先読み力を身につける方法や時間管理の極意をご紹介します。

村中 剛志

村中 剛志(むらなか・たけし)
1996年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。長野オリンピック、金融業界のクライアントを担当するITエンジニアを経て、3年間イギリスに赴任、リーダーとして国際プロジェクトを率いる。
2006年にIBCS(IBMビジネスコンサルティングサービス)に出向。2007年には同社、年間最優秀プロジェクトで表彰される。
『「先読み力」で人を動かす』(日本実業出版)を出版し、amazonビジネスカテゴリ1位を記録。5万部を超えるベストセラーになる。

〔4時限〕 3週間を先読みするタイムマネジメント

■ 1週間を先読みすることで仕事のつながりが見えてくる
1日単位のタイムマネジメントを行い、それを検証していくと、1日単位では物足りなくなってきます。仕事はつながりがあるもので、1日で完結しないものがほとんどだからです。
例えば、1つのプレゼンテーションを行う場合でも、事前準備、資料作成、資料レビュー、実際のプレゼンテーション、反省会、など1週間、5回にわたるものもあります。そのために1週間単位で先読みし、タイムマネジメントすることが有効になります。

■ 3週間の先読みでタイムマネジメントの達人に
1週間単位のタイムマネジメントとお話しましたが、私のおすすめは3週間を先読みするタイムマネジメントです。
3週間というサイクルが仕事を行う上で大変有効だからです。例えばハードルを飛ぶことを想像してください。
(1)ハードルが見えてきて飛ぶということを認知し、(2)ハードルを飛ぶという行為を予定し、(3)実際にハードルを飛ぶというアクションを起こします。このように1つの仕事を3つのサイクル(3週間)で回すことは仕事を効率的に進める上で大変効果があります。具体的には、1週間分は詳細に、2~3週目分は主要なミーティング、イベントのみを書き出します。
私の場合は、3週間の先読みを日曜日の夜に1~2時間かけて行います。これを行うことで仕事に対するエンジンがかかり、月曜日から効率的に過ごすことができます。

■ 医療機関での導入実績
拙著『「先読み力」で人を動かす』を読んでくださったある病院の看護師の科長の方が、その科の看護師全員にタイムマネジメント(1日版)を導入されました。導入半年で残業が半分、年休取得が3倍以上になったとの報告をいただきました。タイムマネジメントを使いながら科内で、週1回のチームミーティング・リーダーミーティングを実施し、情報交換を強化したこと、さらには、タイムマネジメントを材料に個別面談を実施し、仕事に対する悩みなどを相談できる環境を整えたことが成功の要因でした。
タイムマネジメントを個人でやるだけではなく、チームで行い、それをコミュニケーションのツールとして使うことですばらしい結果に結びつきます。

■ リーダーにこそ求められる「先読み力」
ここまで4時限にわたってタイムマネジメントと、そのために必要になる「先読み力」に関してお話ししてきましたが、先読み力を使って先手で対応できる人と後手で対応する人では、歩みに2歩の差が出ます。さらに10人のチームのリーダーが先読み力を発揮できる場合とそうでない場合には、歩みに20歩(2歩x10人)の差が出てしまいます。先読み力はリーダーにこそ求められる力になります。

■ 将来の医療界でのリーダーとなるみなさんへ
みなさんが将来、一人前の医師になった時に看護師や、技師、職員などからなるチームを、リーダーとして率いることになるでしょう。
みなさんが今から先読み力を身に付け、先手が打てるリーダーになることによって、日本の医療が世界の中でさらに誇れるようになり、また患者として、私たちが安心して医師にお願いや相談ができることにつながると思います。先読み力を身につけるには、「先読み」→「実績」→「検証」のタイムマネジメントを地道に繰り返すしかありません。
ぜひ今回ご紹介したタイムマネジメントを実践して、医療界のリーダーとして活躍してください!