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 > 〔1時限〕本当に時間がない…?タイムマネジメントで忙しい研修医生活にサヨナラを

【第7回】忙しいドクターのための、時間管理徹底講義

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「時間がない!!」多忙を極める医学生、研修医、それは将来一人前の医師になっても同じです。
時間管理の基本は「先読み力」を身につけることによって、時間に管理されるのではなく、自ら時間を管理することです。
タイムマネジメントの達人が、先読み力を身につける方法や時間管理の極意をご紹介します。

村中 剛志

村中 剛志(むらなか・たけし)
1996年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。長野オリンピック、金融業界のクライアントを担当するITエンジニアを経て、3年間イギリスに赴任、リーダーとして国際プロジェクトを率いる。
2006年にIBCS(IBMビジネスコンサルティングサービス)に出向。2007年には同社、年間最優秀プロジェクトで表彰される。
『「先読み力」で人を動かす』(日本実業出版)を出版し、amazonビジネスカテゴリ1位を記録。5万部を超えるベストセラーになる。

スマートDr.養成講座 第7回 忙しいドクターのための、時間管理徹底講義

〔1時限〕 本当に時間がない…?タイムマネジメントで忙しい研修医生活にサヨナラを

■ そもそも時間がない研修医
研修医のみなさん、こんにちは。今回、このコーナーを執筆させてもらうことになり、知り合いの研修医に現状を聞いてみました。ただでさえ、労働拘束時間が多いにもかかわらず、セミナー、研究会、カンファレンス、学会などへの出席もこなし、日々新しい勉強も必要。当直もあれば、責任ある仕事でのプレッシャーも相当なものとか。
少しでも時間を有効に使いたいものですね。そんなみなさんのために1時限目は、タイムマネジメントをやるためのベースとなる考え方をお話しします。

■ 野球のファインプレーはどっち?(ダイビングキャッチ vs. らくらくキャッチ)
突然ですが問題です。
バッターがボールを打った後、Aチーム(左側)の外野手はダッシュしてダイビングキャッチをしてアウトをとりました。攻守が変わって、Bチーム(右側)の外野手は、2~3歩移動して、らくらくキャッチをしました。では、どちらがファインプレーでしょうか?
野球のファインプレーはどっち? 正解は、Bチーム(右側)の外野手です。理由は、ボールが落ちる場所を先読みして事前に移動していたため、らくらくキャッチをすることができたからです。

■ 忙しい気分になっている人
では、今のダイビングキャッチとらくらくキャッチを現実の世界に置き換えてみましょう。
Aさんは、毎日院内に残り、一生懸命働いています。しかし、実際には、自分だけではなく他人が起こしたトラブルにも巻き込まれ、後手で対応していました。実は自分が忙しい気になっていたのです。
Bさんは周りからは「要領がよい」、「運がよい」ように見える人でしたが、実際には、トラブルを起こさないように、前もって起こりうる問題や出来事を先読みして行動していました。
時間がない人に本当に必要なスキルは、問題が発生する前に対応する「先読み力」。つまり問題を発生させないことです。

■ 「先読み力」を使うとこんなメリットが
先読み力を使うことは、問題の発生が少なくなり、効率的に過ごせるようになるだけではありません。
周りの指導医や先輩医師、看護士から信頼されるようにもなります。逆の立場を想像してみてください。分からない時には早め早めに質問をしてくれたら、適切なアドバイスやサポートが出来ますよね。問題化を回避できて、さらに先手の対応をすればあなたへの信頼度は増します。また、生みだされた余裕の時間で、自分をさらに成長させるための勉強もできます。

■ なぜ「先読み力」を使って行動できないのか?
「先読み力」のメリットを分かっていながら行動できないのは、「つい・・・」に負けてしまっているからです。
つい、分かりやすく具体的な仕事ばかりを選んでいませんか?(目の前の緊急な仕事ばかりしていませんか?)
つい、1つの仕事に必要以上に時間をかけていませんか?(締め切りを決めずに仕事をしていませんか?)
つい、計画を立てずに仕事を開始していませんか?(思いつきで目の前の仕事から開始していませんか?)
「つい・・・」に負けないためには、時間そのものではなく、あなたの時間意識をマネージする必要があります。

■ 時間意識をマネージするために時間価値を把握する
では、時間意識をマネージするために必要なことは何でしょう?
それは、自分ばかりでなく他人も含めた時間価値を把握することが必要です。
一般的社会人の場合、年収600万円の人が1時間に生み出すべき価値は、福利厚生費などすべて含まれると7、500円になります。そのような人が10人集まって会議をすると、7、500円x10人=7万5000円だけではなく、設備費など見えないコストも加えると、おおよそ10万円かかることになります。医師ともなれば、もっと生み出すべき価値は高いでしょう。研修医のみなさんはそんなに稼いでいないと言われるかもしれませんが、お伝えしたいことは、無駄な会議や業務は、自分だけではなく、他人のコストも使っているということです。
この時間意識をマネージし、時間価値を高めるために、タイムマネジメントが必要になります。

では、いよいよ、2時限目は具体的にどうやってタイムマネジメントを行うかについてお話します。