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 > 〔2時限〕ドクターカンファレンス編 相手を認めたうえで自分の意見を述べる

【第1回】プレゼンテーション「アナウンサー直伝 しゃべりのテクニック」

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学会やカンファレンス、回診に問診など、医師にはさまざまなプレゼンテーションの機会があります。元アナウンサーで数々のテレビ・ラジオ番組に出演経験のある講師から、「伝わるプレゼンテーション」「魅せるプレゼンテーション」について学びましょう。

梶原 しげる(かじわら・しげる)
1950年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、文化放送のアナウンサーになる。1992年からフリーになり、司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)。シニア産業カウンセラーなどの資格を持つ。著書に『口のきき方』『すべらない敬語』『梶原しげるのプロのしゃべりのテクニック』ほか。
オフィシャルサイト:http://www.tv-cruise.com/kajiwara/

スマートDr.養成講座 第1回 プレゼンテーション「アナウンサー直伝 しゃべりのテクニック」

 〔2時限〕 ドクターカンファレンス編 相手を認めたうえで自分の意見を述べる

ドクターカンファレンス、いわゆる患者検討会は一般の企業で言えば「戦略会議」にあたるでしょうか。そこはディスカッションの場であり、自分の考えを述べるプレゼンの場であり、参加者全員の意思統一をはかる場でもあります。
ここで問題となるのは自分の意見と相手の意見が食い違ったときです。相手の方が正しいと感じて従うというのならともかく、ときにはプロとしての自分の信念を貫かなければならないような難しい場面も発生するはずです。

このようなシチュエーションでまず第一に求められるのは説明力です。これは1時限目の学会発表編と同じ。事前に一度くらいは声に出して「練習」しておくと良いでしょう。
ただ、学会発表と違ってドクターカンファレンスの場合は討論相手がいます。相手の意見を否定して自分の考えだけを述べたのでは「なんだこいつ、生意気なやつだな」と反発を買ってしまうでしょう。
そうならないためにも相手を立てる努力をしてください。自分の番が回ってきたら「○○先生はいま○○とおっしゃいました」と相手の発言を引用する。こうすることで自分はその人を認めたことになるし、相手もまたある程度の満足を得られる。あなたの言っていることは尊重していますよ、とサインを出しつつ、そのうえで持論を述べる。必ずしも賛成が得られるとは限りませんが、「なるほど、そういう考えもあるのか」と納得はしてもらえるかと思われます。

加えて必要なのは流れに乗る柔軟性。ディスカッションでも人の話を聞くことが大切です。会議の間中、自分の言いたいことだけを考えていると全体の流れから置いていかれます。議論が終わった後に発言しても「それ、さっき言ってほしかった」と返されて終わりです。

それと、若いうちは口下手も取り柄のひとつと考えましょう。口下手な人というのは、言いかえれば真面目で物事をしっかり伝えようとする人でもあります。上司から見れば、ぺらぺらと得意げになってしゃべる新人よりも口下手な方がかわいく見えたりするものです。
口下手な人には概して「傾聴力」という武器がある。話を十分聞いたうえで「つまり○○ということなんですね」と相手の一言を繰り返します。すると相手は「そうそう、よくわかっているね」と喜んでくれるはずです。
多弁さよりも、たった一言の単語の方が人の心には届くというケースも世の中にはあるのだと覚えておいてください。