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 > 〔3時限〕【楽しい節約術】ケチケチしないで使いながら貯める方法

【第11回】研修医時代から始める貯金生活宣言

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貯金はしたいけれど、なかなか思うように貯まらないとお悩みの方は、世の不況を反映して増えるばかりのようです。貯えを作るということが難しいのは、所得の大小を問わず誰でも同じです。周囲からは高収入の職業と見られるドクターであっても、貯金が得意な方ばかりではないでしょう。
そこで今回は、5,000件以上の「お金の問題児さん」のさまざまなケースに一緒に向かい合ってきた、ファイナンシャルプランナーで「家計再生コンサルタント」の私が、研修医のみなさんに向けて、貯金を作るためのコツとテクニック、そしてお金と向き合う時に気に留めていて欲しいアドバイスをさせていただきます。

横山 光昭

横山 光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、株式会社マイエフピー代表。
家計の借金・ローンを中心に盲点を探り、抜本的解決・確実な再生をめざす。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで5,800人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズは累計45万部を突破。近著に『「これ」で、貯めてもらいます。-5500人超の家計を再生させた横山式貯金術100本ノック』(徳間書店)など。

スマートDr.養成講座 第11回 研修医時代から始める貯金生活宣言

〔3時限〕 【楽しい節約術】ケチケチしないで使いながら貯める方法

■ 流動支出を削るより、固定支出カットが近道
お金を貯めるには、入ってくるお金を増やすか、出ていくお金を減らすかしかありません。前者は、今すぐというわけにはなかなかいきませんので、まずは、後者の支出を抑えることについて考えてみましょう。この支出について、前回は、お金の使い道を「消費」「浪費」「投資」の3つに分けて考えることを学んできましたが、今回は、この支出を別の視点から、「固定支出」と「流動支出」の2つに分けて考えてみましょう。
固定支出と流動支出
さて、あなたはこの中のどれを節約できると思いますか?多くの人は節約というと「流動支出」をやり繰りすることばかりを考えます。
テレビや雑誌で「節約術」や「やりくり術」が特集されている場合も、食費や光熱費など、毎月変わる流動支出の節約に取り組むことがほとんどで、なぜか、固定支出には目を向けないのです。毎月一定額がごっそり消えていくというのに……。

流動支出をやりくりするとなると、少しでも安い食べ物を選び、冬のお風呂は一日おきにするなど、どうしてもケチケチしたイメージがつきまといます。しかも、恒常的にその流動支出をセーブし続けるには、そのケチケチを続けないと成果は出ません。節約好きな人なら続きますが、苦手な人は、ほぼすぐに挫折します。
一方、固定支出は毎月決まった金額ですから、一度削ぎ落せば、安定した結果が伴います。裏を返せば、固定支出はカットしない限り、あなたから永遠にお金を搾取し続けるものだとも言えます。

これまで何も考えずに、ぜい肉のように身につけてきた支払い習慣が固定支出です。例えば新聞。私は現在、北海道の自宅と東京の事務所を行き来していますので、自宅での新聞契約はやめて、必要な時にだけその都度購入することで、新聞代は半分になりました。
新聞代は固定支出で「投資」という考えもあるかもしれませんが、実際はほとんど読んでいないという人も多いのではないでしょうか?このように、まずは毎月の固定支出が本当に必要か疑ってみてください。

■ 毎月口座から引き落とされるものに要注意!
毎月の固定支出を抑えるための、固定費削減例を上げてみましょう。

  • (1) 生命保険料
    固定支出の中でも見直しをすることで大きな削減になるのが、生命保険料です。ドクターの場合、「先生くらいの方ならこれくらい入っておかなくては」と誘われて、高額の生命保険に入っている方も多いようです。しかし、独身であれば死亡保険の重要性はそう大きくないですし、ご存じのように医療保険にも高額医療保障もあるので、私は基本的には必要ないと思います。私はがんなどの三大疾病の場合に出る保険にのみに入っています。
    「では保険を見直してみよう」と考えた時には専門家への相談がいちばんですが、無料の相談窓口などは、保険商品を勧誘するところもありますので、提案を鵜呑みにせず、ご自分の今後の人生設計にどのような保険がふさわしいか、有料であっても、公平な立場のファイナンシャル・プランナーに相談したほうがよいでしょう。
  • (2) クレジットカード類
    カード社会と言われて久しい現代ですが、貯金をしようと思うなら、クレジットカードから離れた生活をすることをおすすめします。特に「リボ払い」は要注意。毎月1万円など定額の支払いで済むから便利だと思えますが、何に使ったお金かわかりづらくなる上に、決して安くない金利(年利15%程度)が知らぬ間にかさんでいきます。
    手持ちの現金を気にせず買い物できるプリペイドカードなども、できれば使わない方がよいでしょう。ネット通販などの支払いも、買い物と支払いのタイミングが一致しないクレジットカードなどより、使った時点で、すぐに口座から引き落とされるデビットカードなどへの支払いがよいでしょう。
  • (3) 携帯電話の機種代
    携帯電話のムダな通話料やプロバイダー接続料はもちろんですが、注意して欲しいのが新機種を購入するときに、「端末無料」と謳う割賦支払い。まるで本体料金がタダのように感じますが、割賦支払いとして月々に上乗せさせるわけです。紛失したり、途中解約するときに高額の違約金も発生します。使った気にさせないでお金を使わせる作戦には乗らず、新機種が欲しいのなら、その場で現金で買うのがベストです。現金で払って手に入れた実感から、モノを大切にする気持ちや愛着が生まれます。「お金を払う」=「支出」と実感することこそ、節約というモチベーションを持ち続けるカギになるのです。

■ 「生活習慣病の治療」と似ている「貯金生活」
無意識に使っているとお金は減るばかりですし、目的も目標もなく、闇雲に節約していたのでは、イライラが募るばかりです。
これは生活習慣病の治療とよく似ていると思いませんか?

実は私は糖尿病を患っています。両親ともに糖尿病で、私も32歳の時に発症しました。遺伝の要素が強いとは言われましたが、仕事の都合で不規則な生活が続いて、飲んだり食べたりも制限なく、運動もしていなかったのです。現在は治療の甲斐あってこの病気とうまくおつきあいをしていますが、この経験を通して、私が提唱している「貯金生活をすること」と、私が経験した「生活習慣病の治療」の取り組みはとても似ていると感じました。
貯金生活と糖尿病の治療の類似点
みなさんがいちばんご存じかもしれませんが、生活習慣病は軽度のうちに発見して、自覚して向き合うことが治療の王道。浪費もまさしくそうなのです。
また、貯金生活も糖尿病も定期的に診断をしてくれる主治医のアドバイスが欠かせません。
ここで、お金の主治医として、貯金の心構えをご紹介しましょう。
貯金の心構え
糖尿病の治療と同じく、貯金生活も「体質改善」が肝心。それは、継続が大事で、1日だけでどうにかなるものではありません。「常に1円でも節約する!」と気負っていてはすぐに挫折します。生活の負担とならないように工夫して楽しみながら続けていくことが大切なのです。