開業事例

梶が谷駅前クリニックモール

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梶が谷駅前クリニックモール

開業タイプ 医療モール開業
科目 小児科、眼科、歯科
場所 神奈川県川崎市
開設 2016年5月

道路を隔てて東急田園都市線「梶が谷駅」の対面に建つ複合ビル「スタイリオ梶が谷」。その5~7階に「梶が谷駅前クリニックモール」はあります。現在、6~7階に小児科、眼科、歯科の3院、5階には調剤薬局が入っています。また、3階には保育園、7階にはデイサービスがあり、子どもから高齢者まで、多世代が利用しています。
今回は、開院以来、地域の人々から多くの支持を集めている眼科と小児科、それぞれの院長にお話を伺いました。

かやま眼科クリニック

梶が谷駅前クリニックモールのイメージ

長年慣れ親しんだ地で開業

聖マリアンナ医科大学出身で、長年この地域に慣れ親しんできたことから、「開業するならやはりこの近辺でと考えていました」と、「かやま眼科クリニック」の嘉山尚幸院長は語ります。

「友人の内科医がこのエリアで開業されていたので心強いというのもありましたし、駅前の立地も魅力的でした」と嘉山院長。医療モールを選んだのは、他診療科のクリニックとの連携が取りやすいことや、調剤薬局が同一建物内にあり、患者さんにとって利便性が高いことが大きな理由だといいます。

地域の医療ニーズに合致した存在に

これまで数多くの白内障手術を手がけてきた嘉山院長ですが、実際に開業してみると、小児眼科のニーズが意外と高いことに気づいたといいます。

「もちろん高齢者の患者さんも多いのですが、この地域は子育て世代のファミリー層が多く、子どもの患者さんも多くいらっしゃいます。視力が出にくいお子さんには眼鏡による矯正が必要になるなど、早い時期に眼科が介入すべきことも多いのです」と話す嘉山院長。小児眼科を含め、幅広い世代の患者さんに対応できる「かやま眼科クリニック」は、地域の医療ニーズに合致した心強い存在になっているようです。

クリニック内に完備された手術室では、白内障の日帰り手術のほか、緑内障のレーザー手術も可能です。
「網膜硝子体手術については、以前勤務していた川崎市立多摩病院の登録医となっているため、そちらに患者さんを紹介したうえで、私自身が執刀して手術を行っています」と言うように、近隣の大規模病院との連携も万全です。

孤立感なく頑張れる医療モール

開業にあたっては、先に開業した大学の先輩や同期の医師からいろいろとアドバイスをもらったといいます。さらに、「駅前という立地のメリットを生かそうと、駅からよく見える位置に看板を出したいと思ったのです。そこで総合メディカルさんに間に入ってもらい、ビルの所有者さんと折衝していただきました」と、総合メディカルのサポートも心強かったそうです。

「開業すると自分一人で頑張っていかなければいけませんが、医療モールならばほかの先生方と同じ立場でスタートするので、仲間意識も生まれやすい。そういう点では孤立感を覚えることも少なく、開業医師のメンタルヘルス的にもいいですね。実際、小児科の先生や歯科の先生とは、2、3か月に一度は一緒に食事をして、情報交換や交流を深めています」と、嘉山院長は医療モールならではのメリットを語ります。

嘉山院長の診療のモットーは、患者さんに分かりやすい説明をしたうえでのインフォームド・コンセントです。
「なるべく専門用語を使わずわかりやすい言葉で、時間をかけて説明しています。医師に任せっきりではなく、患者さんが治療方針や治療の必要性を十分に理解したうえで、積極的に治療に参加してもらうことが大事だと考えています」と話してくださいました。

かやま眼科クリニック

診療科目 眼科
TEL 044-789-5322
URL http://www.kayama-ganka.com

Sunnyこどもクリニック(小児科)

梶が谷駅前クリニックモールのイメージ2

同じ建物内の保育園が決め手に

「Sunnyこどもクリニック」の中村英明院長が梶が谷駅前クリニックモールでの開業を決めたのは、環境が非常に恵まれていたことが大きいといいます。
「特にエリアを決めて開業地を探していませんでした。梶が谷駅にもこの医療モールを紹介されて初めて来たくらいです。駅前なのに駐車場が完備され、開放感のある立地がとても魅力的だったことと、何より、同じ建物に保育園が入っていたことが決め手になりました」と中村院長は話します。

ファミリー層にも人気の高い田園都市線沿線で、駅から徒歩1分という好立地。近隣エリアからも通いやすく、お子さんを連れていてもアクセスしやすいと喜ばれているといいます。

「“明るく、温かく、元気が出る”クリニックをめざし、『Sunnyこどもクリニック』と名づけました。以前から、開業するなら地域に密着し、地域に貢献できるクリニックにしたいと思っており、この場所でなら自分の理想とする医療が提供できると感じたのです」

働く父親・母親にも優しい配慮を

同院は、保育園のお迎え後でも受診できるよう、19時まで受付が可能です。日中に時間がとれないご家族に配慮し、予防接種や乳幼児健診も原則、終日受けることができます(予約制)。

また、感染症予防を徹底するため入口を2つに分け、おたふくかぜ、水痘、麻疹、風疹、インフルエンザなどの可能性のある患者さんが、一般の待合室を一度も通ることなく診察・会計できる動線が用意されています。予防接種・健診のみの時間帯も設けており、感染症の心配をすることなく安心して受診できる環境を実現しました。

中村院長は、「よい医療とは、医療スタッフとご家族が協力して行っていくもの。子どものために一生懸命働いているお父さん、お母さんのために、少しでも助けになるクリニックにしていきたい」と語ります。

こだわりの内装を二人三脚で実現

中村院長のこだわりは、クリニックの内装やインテリアにも随所に見られます。
壁の大部分を占める大きな窓からは見晴らしのよい景色が眺められ、お子さんもご家族も思わず見入ってしまうほど。造りつけの本棚は、危険な角や“でっぱり”がないので子どもがぶつかってケガをすることもありません。「クリニックじゃないみたいだと言われることも多いです。お子さんはもちろん、忙しい合間にいらしてくださるご家族にとっても癒される場所になれば嬉しいです」と中村院長は話します。

こうした一つひとつのこだわりは、開業前の半年ほどの期間に、中村院長とクリニックの施工を行った「株式会社ソム・テック(※)」の担当者との間で密に話し合い、二人三脚で完成されたもの。驚くことに、中村院長は「内装や動線に対して『やっぱりこうすればよかった』と後悔したことは本当に1つもありません」と言います。
株式会社ソム・テック:医療・介護施設の設計・施工および建築に関する調査・企画・コンサルティング事業展開する総合メディカルのグループ会社。

「開業にともなう苦労はあまりなく、理想のクリニックをつくりあげるのはとても楽しかったです。総合メディカルとソム・テックの担当者さんが一緒に考えて、じっくり付き合ってくださったおかげでもありますね」と中村院長。「今後も患者さんとご家族を第一に、目の前のことに一つひとつ丁寧に取り組んでいきたい」と話してくださいました。

Sunnyこどもクリニック

診療科目 小児科
TEL 044-870-3210
URL http://www.sunny-kodomo-clinic.com

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