1. 医師求人のDtoDコンシェルジュ
  2. おもしろ医療関連トピックス
  3. 最先端医療のスタートアップ企業が開発したユニークな医療機器

おもしろ医療関連トピックス

最先端医療のスタートアップ企業が開発したユニークな医療機器

>>一覧はこちら

成長産業として注目を集める医療機器の分野には、数多くのスタートアップ企業が存在します。彼らの生み出す製品の特徴は、従来の医学の治療法や医療機器の常識の枠におさまらない、ITを活用した斬新な発想によるものが多いこと。
通院することなく自分の健康状態について医師と情報共有を可能にする、あるいは、薬に頼らずに症状の改善や予防策などの効果を期待できる医療機器が、続々と開発されています。今回は、そのような商品をご紹介していきましょう。

Night Shift

睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群。この症状は仰向けで寝ているときに発生しやすいのですが「Night Shift」は、寝相を変えることで、その発症を防ぐ医療器具です。

使い方は、就寝時に「Night Shift」を首に巻くだけ。仰向けの姿勢で寝ていることを感知すると振動し始め、寝返りをうながします。また搭載したモニターで、睡眠の質やいびきの頻度を測定することが可能です。そして患者さんや医師は、インターネット上でそのデータを閲覧しながら、治療の効果を確認できるのです。

59%の人が大きないびきが少なくなり、77%の人がより深い眠りを得られるようになったという実証結果も出ています。

【メーカーオフィシャルサイト】 http://www.advancedbrainmonitoring.com/

Night Shift

Quell

QuellQuellは、しくしくと続く慢性疼痛の痛みを軽減し、睡眠不足や、毎日の不快な気分を改善するウェラブルな医療機器です。

その仕組みは次の通り。まずふくらはぎの上部にストラップで巻きつけられたQuellが知覚神経に刺激を与え、刺激を受けた知覚神経は脳にパルスを送ります。そしてそのパルスに反応して体全体に流れる痛みのシグナルが遮断され、その結果痛みが軽減されるというわけです。

知覚神経の働きは昼間と夜間では異なりますが、Quellはスマホからの操作で設定の変更が可能。さらに、グラフィカルな画面で、稼働状況の把握もできます。あたかも「痛み」を目で見ているようで、治療に対してより納得感が感じられるのではないでしょうか。

【メーカーオフィシャルサイト】 http://www.neurometrix.com/

Propeller

喘息やCOPDの人の多くは、自分の症状や発作を起こす引き鉄、薬の服用に関する情報を日々記録することが求められますが、実際にはそれらの記録を正しく残していくのは難しいもの。そんなとき、Propeller Health社が開発したPropellerを吸入器に装着することで、薬を吸入した量はもちろん、時間、場所などの情報が正確に記録され、それらはスマホやタブレットのアプリで確認することができます。

スマホとはBluetoothで接続され、自動的に、薬を服用したときの日付や時刻、場所などの記録を保持します。そしてそれらのデータを医師と共有することで、治療の指針を立てる際に役立ちます。

【メーカーオフィシャルサイト】 http://propellerhealth.com/

Propeller

Vibrating Capsule

慢性便秘の薬には副作用があるうえ、十分な効果が現れない場合もあります。

そこで朗報。テルアビブSourasky医療センターで画期的な便秘解消「薬」が開発されました。「Vibrating Capsule」と名付けられたのは、実は内部に小さなモーターを備えたカプセル。飲み込んで6?8時間後、ちょうど下部消化管に到達したころに1分間に3回のタイミングで振動を始め、あたかも自然の蠕動のように動き、腸の収縮運動を加速します。排便が促され、便秘治療につながるというわけです。

人体の自然な動きを模倣することによる治療ということで、薬のような副作用もないことから、従来の治療薬の代替治療として注目を集めています。

【メーカーオフィシャルサイト】 http://www.vibrantgastro.com/

Vibrating Capsule

FITGuard

FITGuardスポーツ選手にとって脳震盪は、ひとつ間違えれば選手生命の危機につながりかねない危険な怪我の代表格。Force Impact Technologiesが開発したFITGuardは、搭載したモーションセンサーで加速度を計測し、選手が何かに衝突した際、脳震盪の危険性を色で表示するマウスガードです。

FITGuardを装着した状態で衝撃を受けると、脳震盪を起こしている可能性が高いとベルトの色が赤に、そこまでの危険性がない場合は青に変わります。それらのデータはスマホなどに送られ、コーチはベルトの色やデータを確認することで、選手の状況が一目でわかります。危険性を判断する閾値は、年齢、性別、体重などに応じて変更可能で、よりきめ細かく安全性を確保できます。

【メーカーオフィシャルサイト】 https://www.fitguard.me/

いかがでしょうか。このような最先端の医療機器は日本ではまだ一般的ではありませんが、技術力の高さでは国際的に評価の高い日本。近い将来、さらに高性能で使いやすい機器が開発されることを期待したいと思います。

おもしろ医療関連トピックス 記事一覧