1. 太田祥一ブログ 医の王道に向かって

太田祥一ブログ 医の王道に向かって

「医の王道に向かって」出航(旅立ち)にあたって

はじめまして、太田祥一です。
DtoD救命救急入門あるいはDtoD救命救急塾でお知り合いになっていただいた先生もいらっしゃるかと思いますが、今回初めての方はプロローグとして、是非こちら(「太田祥一の救命救急入門」)もご覧ください。
今回からブログとして、私の日常やそのなかで考えていることを紹介していきたいと思います。

私は医者になってすぐに救急の道に入りました。それ以降の四半世紀、救急医の花道はどういう道かなあと考えていました。そう考えるようになったのは、研修医の頃に、どうして救急? ずっと救急? とよく言われたからかもしれません。救急医として今まで、何事も常に可能性は0にせず進んできたつもりです。現在、臨床は訪問在宅診療が中心の高齢者医療に取り組み、24時間対応の主治医を目指しています。

診療でご自宅に訪問すると、その方の今まで、今の生活とともに医療があることを実感します。病院や外来ではわからないその方の大事な今があります。医療は大事なその今を支えるためにあるんだなあと思います。なかでもペットは生活に重要な要素だと思います。まりちゃんとのショットは私の日々の診療での一番の癒しです。

最近特に、在宅医やかかりつけ医には救急医あるいは集中治療医のテイストが必要じゃないかと思うようになりました。その結果、今も在宅(かかりつけ)救急集中治療医として救急の花道を進んでいるつもりでいます。臨床の他、教育、研究では、救急集中治療以外にも災害医療にも関わっています。

ちなみに今、私が多くの人に伝えたいことのひとつが#7119です(#7119)。
皆さん、ご存知ですが?この番号を是非広めてください。在宅医療でもトリアージ(在宅トリアージ)が必要になってくると思います。その際には社会で共有できるようにいろいろな場面でのトリアージが同じ基準で行われ標準化されていくのが良いと考えています。そうすることによって多くの人々のコンセンサスを得て、制度として定着することが最も大切だと思います。

さて、このブログのタイトルを考えた時に、目指すところが明確にあり、そこに向かって一歩一歩進んで行く、といった印象が強くなりますね、と言われましたが、今までそのようにして来られたかどうかはわかりません。医の王道は「本物の医の道」と思っています。

以前から救急医として、本物、プライドへのこだわりはありましたが、いろいろな意味で、映画「ディア・ドクター」の制作に関わってからその気持ちが一層強くなったように思います。このブログを通して「本物の医の道」を皆さんとともに目指したいと思います。よろしくお願いします。

太田祥一 プロフィール

医療法人社団親樹会 恵泉クリニック 理事長・院長
http://www.keisen.or.jp/

東京医科大学 救急・災害医学分野 兼任教授
http://eccm.tokyo-med.ac.jp/

研修歴・職歴

東京医科大学卒業後、東京医科大学病院、慶應義塾大学病院、昭和大学藤が丘病院、杏林大学病院等で救命救急、集中治療をはじめ、画像診断、消化器、循環器、地域医療等を研修し、2000年4月に東京医科大学救急医学講座助手、その後、東京医科大学霞ヶ浦病院救急医療部講師、東京医科大学救急医学講座助教授、東京医科大学八王子医療センター救命救急センター長、東京医科大学救急医学講座教授を経て、現在医療法人社団親樹会 恵泉クリニック 理事長・院長、東京医科大学 救急・災害医学分野 兼任教授

専門医他

日本救急医学会指導医・救急科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本集中治療医学会集中治療専門医、日本外傷学会外傷専門医、日本蘇生学会指導医、日本体育協会公認スポーツドクター、日本医師会認定健康スポーツ医、日本医師会認定産業医、Infection Control Doctor

役職他

日本臨床救急医学会理事、日本救急医学会広報、ER検討委員会委員長、東京都地域災害医療コーディネーター、東京都メディカルコントロール協議会委員、東京DMAT運営協議会委員、東京消防庁救急相談センター運営協議会委員、日本救急医療財団AED普及・啓発委員会委員、日本セーリング連盟医事委員会委員他

著書

救急医学 9月号(へるす出版事業部) 《Guest editor》「本物(プロ)」の医療者とはなにか(へるす出版事業部)・高齢者救急対応ハンドブック(荘道社)
・スポーツファーストエイド(文光堂)
・プレホスピタル救急羅針盤(荘道社)
・アウトドアライフ救急マニュアル(荘道社)
・「本物(プロ)」の医療者とはなにか(へるす出版事業部)
救急医学 9月号(へるす出版事業部) 《Guest editor》