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【第32回】英 裕雄

英 裕雄のイメージ

英 裕雄

三育会理事長・新宿ヒロクリニック院長

コロナを機に地域医療者としてより時代に合った患者の支え方を模索

新宿ヒロクリニック院長の英裕雄(はなぶさ・ひろお)医師は、大都市型の在宅医療の草分け的存在として知られる。東京・新宿を拠点に、20年以上にわたって手厚い医療を提供し、暮らしの中の患者を支えてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症は、流行の中心地ともいえるエリアでの在宅医療、並行して取り組む外来診療、そのどちらにも多大な影響を及ぼし、そのあり方の見直しを英氏に迫ってきた。冬を迎え発熱者の増加が懸念されるなか、何を思い、そして考え、どういう体制で診療を続けているのか。新宿区大久保のクリニックで話を聞いた。

プロフィール

1961年生まれ。慶應義塾大学商学部を卒業後、千葉大学医学部に入学し93年に卒業。96年から在宅医療に取り組み、2001年に新宿ヒロクリニックを開業。慶應義塾大学医学部非常勤講師、東京医科歯科大学医学部臨床教授などを務める。

英裕雄氏の主な著書

  • 『はじめよう在宅医療21』 【監修】渡辺武 【編集】英裕雄, 山中崇, 川畑雅照 医学書院
  • 『誤嚥を防ぐケアとリハビリテーション~食べる楽しみをいつまでも』 著者・藤谷順子, 英裕雄, 横塚百合子 日本看護協会出版会

記事執筆の参考文献

  • 朝日新聞(2020年7月9日付)新型コロナ「訪問しない」在宅医療
  • 週刊朝日MOOK『さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん2020年版』朝日新聞出版

外来を縮小するためクリニックの移転を決断

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