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【第28回】石井 均

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石井 均

奈良県立医科大学医師・患者関係学講座教授

長年の診療経験を生かし、新講座「医師・患者関係学」に打ち込む

医療とは「医師-患者関係」を基盤に機能する臨床実践――。このテーマに真正面から向き合うため、奈良県立医科大学は2019年度から、医学科の学生が実践的な学習をする「医師・患者関係学講座」をスタートさせた。講座の教授を務めるのは、糖尿病と内分泌が専門の石井均(いしい・ひとし)医師。長年の診療経験をふまえ、糖尿病治療における医師-患者間の人間関係の重要性を説き、これらを総合的に扱う場として、「糖尿病医療学」という学問領域を提唱した臨床医として名高い。奈良県立医大に石井氏を訪ね、現行の医学教育では新たな試みといえる、誕生から1年の講座にかける思いをじっくりと聞いた。

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「医師・患者関係学講座」を2019年度に新設した奈良県立医科大学。写真は附属病院。

プロフィール

1976年、京都大学医学部卒業。83年、同大大学院医学研究科博士課程修了。天理よろづ相談所病院内分泌内科を経て、93年にジョスリン糖尿病センター・メンタルヘルスユニット留学。96年、天理よろづ相談所病院内分泌内科部長兼糖尿病センター長に就任。2013年から奈良県立医科大学糖尿病学講座教授を務め、19年から現職。奈良県立医科大学附属病院糖尿病センター長を兼任。日本糖尿病医療学学会代表理事。医学博士。

記事と関連した石井均氏の著書(参考文献)

  • 『糖尿病医療学入門―こころと行動のガイドブック』(医学書院)
  • 『病を引き受けられない人々のケア―聴く力 続ける力 待つ力』(医学書院)
  • 『実践!病を引き受けられない糖尿病患者さんのケア』
    編集・石井均(医学書院)

患者が本当に感じている病気への理解を深める試み

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