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【第24回】新村 浩明

新村 浩明のイメージ

新村 浩明

ときわ会常磐病院院長

院長の“定番スタイル”はアロハシャツと時代劇の主人公

福島県いわき市にあるときわ会常磐病院。院長で泌尿器科医の新村浩明(しんむら・ひろあき)医師は、手術と診察の時を除くと、ふだんはアロハシャツ姿で仕事をしている。しかも、ユニフォームとして身にまとうのは、鮮やかなアロハシャツにとどまらない。月に一度、ちょんまげにはかま姿といった日本の時代劇の主人公などに扮装して、ボランティアで高齢患者宅を訪れ、見回り活動もおこなう。派手で、奇抜で、けれど、ユーモアもたっぷり感じられて・・。そんな“院長スタイル”の内側に、新村氏のどんな思いや考えが隠れているのか。常磐病院でじっくりと話を聞いた。

新村 浩明のイメージ2
泌尿器科診療の実績を足がかりに、他の診療科の充実も図る常磐病院。

プロフィール

1967年生まれ。富山医科薬科大学(現・富山大学)医学部卒業。東京女子医科大学腎臓病総合医療センター入局後、同センター泌尿器科助手となり、2005年東京女子医科大学大学院卒業。同年9月、医療法人社団ときわ会いわき泌尿器科へ赴任。11年6月より公益財団法人ときわ会常磐病院に勤務。15年9月から現職。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医・泌尿器ロボット支援手術プロクター、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本透析医学会専門医・指導医、日本臨床腎移植学会認定医、日本移植学会移植認定医、日本核医学会PET核医学認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医。医学博士。

新村浩明氏の主な論文

  • Modified Clown Therapy using Traditional Japanese-style costumes for Elderly Patients in Post-disaster Fukushima.
    Kanemoto Y, Tanimoto T, Shimmura H. QJM. 2019 Feb 18.
  • Whole body counter assessment of internal radiocontamination in patients with end-stage renal disease living in areas affected by the Fukushima Daiichi nuclear power plant disaster: a retrospective observational study. Shimmura H, Tsubokura M, Kato S, Akiyama J, Nomura S, Mori J, Tanimoto T, Abe K, Sakai S, Kawaguchi H, Tokiwa M. BMJ Open. 2015 Dec 7;5(12)
  • Impact of the Great Eastern Japan Earthquake on transplant renal function in Iwaki city, Fukushima. Shimmura H, Kawaguchi H, Tokiwa M, Tanabe K. Transplant Proc. 2014;46(2):613-5.
  • Role of anti-A/B antibody titers in results of ABO-incompatible kidney transplantation. Shimmura H, Tanabe K, Ishikawa N, Tokumoto T, Takahashi K, Toma H. Transplantation. 2000 Nov 15;70(9):1331-5.

地域住民との交流が大きな狙い

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