1. 【第22回】堀内 朗(昭和伊南総合病院内科診療部長・消化器病センター長)

「明日」を見つけた先輩医師からのメッセージ 私たちの流儀

【第22回】 堀内 朗(昭和伊南総合病院内科診療部長・消化器病センター長)

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所属・役職は取材当時(2018年11月)のものです。

2018年イグ・ノーベル賞を受賞し内視鏡医として自身を使い切る覚悟をもつ


写真提供・堀内朗氏

長野県の南部、中央アルプスと南アルプスを望める駒ヶ根市に、行政組合が運営する昭和伊南総合病院がある。2018年秋、その地元住民や同院に朗報が届いた。20年来勤務する内科診療部長で消化器病センター長の堀内朗(ほりうち・あきら)医師が、この年のイグ・ノーベル賞医学教育賞を受賞したのだ。受賞対象になった研究は、2006年に米国内視鏡学会誌で発表した「座位でおこなう大腸内視鏡検査―自ら試して分かった教訓」。座った姿勢で大腸内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを、身をもって実証したことが評価された。“裏ノーベル賞”ともいわれるイグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に贈られる。ユーモアあふれる授賞式から1か月半後、堀内氏を同院に訪ね、日々の取り組みを聞くうちに、受賞の意味合いがより鮮明になってきた。

プロフィール

堀内 朗(昭和伊南総合病院内科診療部長・消化器病センター長)

1960年生まれ。信州大学医学部医学科卒業。同大薬理学教室に助手として勤務後、90年より2年間米国バージニア大学医学部病理学教室に留学。信州大学第二内科、諏訪赤十字病院内科などを経て、99年4月より昭和伊南総合病院に勤務し、現在に至る。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本消化器病学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医、PEG在宅医療学会胃瘻教育者。日本消化器病学会評議員、日本消化器内視鏡学会評議員、日本高齢消化器病学会評議員、PEG在宅医療学会代議員。医学博士。

堀内朗氏の直近の論文
  • Horiuchi A*, Nakayama Y, Sakai R, Suzuki M, Kajiyama M, Tanaka N. Elemental diets may reduce the risk of aspiration pneumonia in bedridden gastrostomy-fed patients. Am J Gastroenterol, 108:804-810, 2013.
  • Horiuchi A*, Nakayama Y, Kajiyama M, Tanaka N, Sano K、Graham DY. Removal of small colorectal polyps in anticoagulated patients: a prospective randomized comparison of cold snare and conventional polypectomy. Gastrointest Endosc, 79; 417-423,2014
  • Horiuchi A*, Makino T, Kajiyama M, Tanaka N, Sano K, Graham DY.  Comparison between endoscopic mucosal resection and hot snare resection of large nonpedunculated colorectal polyps: a randomized trial. Endoscopy 48:646-651,2016

検査を受けやすくするため築いた「駒ヶ根方式」

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