1. 【第12回】中村 朋子(このはな産婦人科 院長)

「明日」を見つけた先輩医師からのメッセージ 私たちの流儀

【第12回】中村 朋子(このはな産婦人科 院長)

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所属・役職は取材当時(2017年2月)のものです。

地方自治体と大学との連携事業の一端を担う、
新しいタイプの産婦人科クリニックを運営


全国的に産婦人科医が足りない状況が続くなか、2016年10月、山梨県甲斐市に新しいタイプの産婦人科クリニックが誕生した。「このはな産婦人科」。山梨大学病院産婦人科に勤務していた中村朋子(なかむら・ともこ)医師が独立し開業した。とてもユニークなのは、このはな産婦人科の産科部門。妊婦健診はクリニックが行い、分娩は大学病院で対応する「セミオープンシステム」を採用しているのに加え、甲斐市が始めた「妊娠・出産・子育て期の切れ目のない支援事業(甲斐市版ネウボラ事業)」の一部を担い、産後4か月になるまで、出産した母親と赤ちゃんのサポートもする。柔らかな表情で語る中村氏の言葉の端々から、クリニック運営にかける熱い思いが伝わってくる。

プロフィール

中村 朋子(このはな産婦人科 院長)

1968年生まれ。山梨医科大学(現・山梨大学)医学部医学科卒業。同医科大学病院、富士見高原病院、青梅市立総合病院、山梨厚生病院などの産婦人科に勤務後、2002年山梨大学医学部産婦人科学講座助手となり、同助教を経て、2016年10月から現職。日本産科婦人科学会専門医・指導医。山梨県母体保護法指定医師。医学博士。

中村(旧姓・正田)朋子氏の主な論文
正田朋子, 平田修司, 星和彦: 精巣機能と精子形成 −精子形成における減数分裂の特徴と stem cell を応用した精子形成について−. 産科と婦人科 73 (6): 719-726, 2006.

正田朋子, 平田修司, 加藤順三, 星和彦: 臨床分子内分泌学 4-生殖内分泌系-V.エストロゲン エストロゲンの基礎研究 エストロゲン受容体. 日本臨床 64(増刊号4):350-354, 2006.

正田朋子, 平田修司, 加藤順三, 星和彦: エストロゲン受容体 alpha, エストロゲン受容体 beta, プロゲステロン受容体 isoform および variant の臨床的意味. 性差と医療 3 (2): 175-180, 2006.

Shoda T, Hirata S, Kato J, Hoshi K.:Cloning of the novel isoform of the estrogen receptor beta cDNA (ERβ isoform M cDNA) from the human testicular cDNA library.J Steroid Biochem Mol Biol. 82(2-3):201-8. 2002.

産婦人科医療機関の減少が、診療する側と受ける側、それぞれにもたらした不利益
それらを少しでも取り除くため、独立し開業することを決める

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