1. 【第8回】武永 賢(中井駅前クリニック 院長)

「明日」を見つけた先輩医師からのメッセージ 私たちの流儀

【第8回】武永 賢(中井駅前クリニック 院長)

>>一覧はこちら

所属・役職は取材当時(2016年4月)のものです。

合法難民としてベトナムから来日。
日本人医師となり、自らのあらゆる経験を糧に、患者の不安を和らげる診療を貫く

1994年、ベトナム難民として来日していた一人の青年が医師となり、その同じ年、彼は日本国籍を取得した。もともとの名前は「ヴー・ダン・コイ」。日本名を「武永賢(たけなが・けん)」という。今、武永氏は、東京・新宿にあるクリニックの院長として、それまでの大学病院での救命救急医の経験を生かしながら、外国人患者も多く受け入れる地域医療に取り組む。政変による迫害や差別から逃れるため、祖国ベトナムを捨てざるを得なかった。そんな若くして自らに降りかかった危機を、武永氏は日本人医師となることで克服してきた。

プロフィール

武永 賢(中井駅前クリニック 院長)

1965年南ベトナム・サイゴン生まれ。82年に合法難民として来日。84年神奈川県立相武台高校に入学。88年杏林大学医学部に入学。94年医師国家試験に合格、帰化して日本名を取得。杏林大学病院救命救急センター、琉球大学病院救急部などを経て、2003年に中井駅前クリニックの常勤医となる。06年から現職。

記事の参考にした武永氏の著書
『それでも日本人になった理由』(ポプラ社)
『日本人が知らない幸福』(新潮新書)

前院長から託されたクリニックには、さまざまな国籍の患者が診察を受けに来る
地域の開業医として患者に安心感を与えることに心を配る

こちらの記事を閲覧するには会員ログインが必要です
会員登録する(無料)
ログインして閲覧する