開業用語集

「リース」

【りーす】

主にリース会社がユーザーとの契約のもとで商品を代替購入し、契約したユーザーに比較的長期で貸し出すサービスのこと。ちなみにレンタルは、企業などが保有する資産を、ユーザーが比較的短期で借り受けることを指します。 クリニックで医療機器を選定する際、購入かリースかを検討することが多いでしょう。

リースには、契約時の初期費用が抑えられ、開業資金を有効活用できるというメリットがあります。購入に比べて支払い総額がかさみますが、キャッシュフローを把握しやすいこともポイントです。また、新機種が発売されやすい内視鏡などの医療機器であれば、買い替えリスクを負うことなく最先端の医療機器を使用することができます。

一方、購入の場合、一般的にリースより総額が抑えられ、税制上の優遇措置が受けられる場合もあります。また、減価償却費用の計上や損害保険料などの会計処理が発生します。さらに、将来的に優れた新機種が発売されれば、再度購入する費用のほかに廃棄コストなどが発生しますので、使用する医療機器の特性に合わせて検討することが望ましいでしょう。

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