開業事例

とも整形外科スポーツクリニック

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とも整形外科スポーツクリニック

開業タイプ 新規開業
科目 整形外科、リハビリテーション科
所在地 〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1丁目4-32
TEL TEL:092-432-3025
URL http://www.tomoseikei.com/

インタビュー

開業を決意した動機についてお聞かせください。

スポーツドクターは、怪我をしたアスリートを引き受けた際、診断し治療することに加え、怪我の癒えた状態でフィールドに復帰する場面にまで責任を持ちたいと願うものです。一方、私の在籍していた大学病院などの大規模医療機関では整形外科医は手術のスペシャリストであるよう期待されることが多いのです。私の勤務医時代の環境はまさにそれで、より多くの手術をこなすこと、日々の外来に効率的に対応することが病院への貢献になる立場でした。
どんなに気になる患者さんであっても、フィールドに復帰するためのトレーニングやグラウンドでのフォローは別の人に任せなければならない。その点が私の中でジレンマとなっていき、思い描く理想の医療を展開するひとつの方法として、現場でアスリートに寄り添うために開業する選択もあるのかもしれないと思うようになりました。

とも整形外科スポーツクリニックのイメージ
院長 竹田 智則 氏

開業にあたっての最大の悩みとコンサルティング会社から支援を受けるメリットは?

友人からの紹介で、総合メディカルさんと出会いました。
まず私が出した要望は、チームドクターを務めているラグビークラブチームと高校から比較的近い場所で、リハビリテーションのための充分な広さを確保できる用地、施設でした。かなり難易度の高い要望と自覚していましたので、迅速に候補用地(候補施設物件)を複数提示してもらえ、すぐに納得できる物件を確保することができ、嬉しい驚きを覚えました。

また、開業後の運営に関しても、私の思いとしては当初から理学療法士を多く配置したかったのですが、設備投資に多くの資金を投入したことを考えれば、スタッフを抑えてスタートし、まずは健全経営を目指すべきだと的確なアドバイスをもらえました。経営が軌道に乗った場合、どれくらいのペースでスタッフを増やせるのかのシミュレーションも示してもらえたので、説得力がありました。
開業のノウハウを持ったプロフェッショナルに支援を仰ぐことは、きわめて有効な手段だと実感しています。

とも整形外科スポーツクリニックのイメージ2

実際に開業してみていかがですか?

開業すると勤務医時代には必要のなかった経営者としての苦労を背負うことになります。その部分でも総合メディカルさんからいただいているサポートが大きな助けになっています。
幸いにして、スポーツ整形やリハビリテーションを標榜する施設の少ない地域に開業したのも奏功したようで、アスリートだけでなく関節痛や腰痛を訴える一般の患者さんも来院してくださり、順調に滑り出せたと感じています。

とも整形外科スポーツクリニックのイメージ3
2階のリハビリ室

今後取り組んでいきたいことは?

医療分野では、「予防」を最大のテーマと考えています。たとえば、近隣の小学校の児童を集めてスポーツ健診を実施したり、こちらからスタッフを派遣し、トレーニングのメソッドを指導したりする。
そういった活動を通して得られた臨床データを、臨床研究に結びつけることもできると考えています。

開業を考えている先生へのアドバイスがあればお願いします。

提供する医療にどんな特徴を持たせるかの構想、あるいはどんな特徴があるのかの分析、どちらかをしっかりと持っているべきではないでしょうか。
開業当初に、「患者さんは増えてくれるだろうか」と不安になるのは、誰もが避けて通れないことだと思います。そんな時に自分を支えてくれるのは、「これには自信がある」や、「こういった医療を提供して役に立ちたい」といった思いの強さだと思います。

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ロゴマーク
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MRI操作室
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2階のリハビリ室

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