開業方法は、継承開業と新規開業があり、継承開業は親子間でのものと第三者間で行うものの大きく2つがあります。
ここでは第三者継承と新規開業について取り上げます。
第三者継承開業
メリット
- 低コストでの開業が可能でリスクが少ない。
- 開業までの準備期間が短くてすむ。
- 従来の患者さんを引き継ぐことができ、事業としての立ち上がりが早い。
- 周辺地域での認知度が高い。
- 医師会の入会がスムーズに行える。
- 銀行からの融資を受けやすい。
- スタッフを引き継ぐことができる。
デメリット
- 譲り手側との継承のタイミングが合わない場合がある。
- 自分の目指す医療と対象施設の規模・内容が一致しないものがある。
新規開業
メリット
- 自分の思いどおりになる(広さ、場所など)。
- 建物が新しい。
デメリット
- コストがかかる。
- 立ち上がりまでの時間がかかる。
- 周辺の医療機関とのネットワークづくりが必要。
- 医師会との軋轢がありうる。
- ゼロからのスタートで融資が厳しい。