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このステップですべきこと
クリニックを開業するためには、保健所や厚生局などの行政機関への届け出が必要です。
提出すべき書類の種類の多さや準備の手間を考えると、煩雑になりやすく、手間のかかるステップだといえます。
まず、主な届け出先と、それぞれのポイントを確認してみましょう。
上記はごく一般的なもので、提出ルール、提出書類の添付物、望ましい提出時期といった詳細は、開業する地域によって異なる場合があります。
必ず事前に各機関に相談や確認を行い、間違いのないように準備を進めましょう。
また、医師会入会のルールも、開業地域によって異なります。こちらも事前に条件や入会の申し込み方法などを確認する必要があります。
税務や労働保険に関する届け出についてのみ、会計士、税理士、社労士などに依頼できる場合もありますが、それ以外は基本的に、院長が自ら書類への記入や準備を行い、提出しなくてはなりません。
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ここに注意
開業にまつわる相談や申請は、開業前約半年から準備を始めて、望ましい順序で進める必要があります。
開業前の慌ただしい時期にこれらが重なると、意外なミスや手続漏れが発生するケースも少なくありません。
ちなみに、新規ではなく、継承による開業を行う場合、作業にかかる時間や手間はおおむね倍になります。開業手続と合わせて、従前のクリニックを廃止する手続をする必要があるためです。
保健所、厚生局、医師会など、それぞれに確認をとる。
細かな申請の内容や、準備すべき書類を把握して準備を進める。
相談、作成、提出など、望ましいスケジュールを組んでおく。
など、どの段階においても、コンサルタントによるマネジメントとサポートを受けることで、作業の煩雑化を避けることができます。
やることは理解していても、いざ書類の作成が重なったり、大量の添付書類を目にしたりした段階で、「思ったよりも大変だ!」と感じる場合もあるようです。
総合メディカルでは、こうしたさまざまな届け出についてスケジュールに落とし込み、医師が提出し忘れたり、書類に不備があったりしないようサポートしています。開業手続に関しても、プロの手を借りながら進めるほうが、正確かつコストをかけずにクリアしやすいプロセスだといえるでしょう。