開業ノウハウ

いまさら聞けない、開業のいろは(前編)

開業のいろは(前編)開業コンサルタントがズバッと回答

開業のいろは(前編)開業コンサルタントがズバッと回答のイメージ

「理想の医療を提供するために、開業したい」と考える医師の方は多いのではないでしょうか?
しかし、開業にあたっては不安や疑問がたくさんあるのではないでしょうか。そんな不安や疑問を解消するために、実際に開業を検討されている医師の質問に対して、総合メディカルの開業コンサルタントが回答します。

今回の質問者は、勤務医(皮膚科)として働く、30代の男性医師です。

開業するにあたり、最初にやるべきことはなんですか?

開業に際して、行うことは多くありますが、最初にやるべきことは「なぜ開業する」「どのように開業する」ということをご自身の経営方針・診療方針として明文化することです。

開業準備を進めていると、日常の業務と開業準備に追われ、「自分がどうして独立したいのか」「どのような医療を提供したいのか」ということを忘れがちです。

弊社コンサルタントは、先生が開業を考えたきっかけや開業に対するモチベーションなど、先生の熱い思いをヒアリングし、それを踏まえたうえで、戦略的かつ効率的に開業をサポートいたします。

弊社では「無料開業セミナー(無料)」「無料開業個別相談会(無料)」を開催しております。具体的に開業イメージがある方、そうでない方、開業について、ちょっとした疑問や不安がある方、どのような方でもお気軽にお問い合わせください。

開業するうえで、年齢的なデットラインはありますか?

開業には多くの資金が必要です。一般的には金融機関からその資金を借りて準備を進めることになりますので、年を取れば取るほど資金調達の難易度は上がります。

開業は年齢制限も定年もありませんが、先生のライフプランの中で借入・返済など資産形成を無理なく行える事業計画を立てることが必要です。

開業するのに適している時期 = 「開業適齢期」というものがあります。
例えば、その科目のエキスパートであることを証明する「専門医認定」を取得された後に開業を実現される医師は多いです。
科目によって専門医認定を受けられる年齢が異なります。また、「専門医認定」などの資格取得が必須なわけではありません。
ご自身にとってどのタイミングが「開業適齢期」なのか、気になる方は開業コンサルタントにお問い合わせください。

先輩開業医から「開設手続き申請」が大変だと伺ったのですが・・・

当社は多くの開業をご支援した実績と経験がございます。
各種手続き、申請、スケジューリングなど、当社にお任せいただければご心配いりません。

希望のエリアで開業できますか?

できる限り先生のご要望に沿ったエリアの物件をご紹介するようにしています。
最初にご希望エリアを伺い、診療圏調査・マーケティング調査を実施します。そのエリアで開業した場合、どのくらいの患者さんが見込めるかという数値を割り出します。その数字を見ながら開業した後どうなるのかを予測し、先生のご意向を踏まえつつ、場所をご提案いたします。

希望エリアで開業が厳しいと判断した場合は、勤務先、連携医療機関、居住地を考慮し、事業性とのバランスが取れるエリアを考慮して、別のエリアをご提案することもございます。

総合メディカルは、全国対応の営業ネットワークがありますので、全国の幅広い物件をご紹介できます。

開業の形態も様々で「土地を購入し、戸建で開業する」「都市部ではビルテナントをご紹介して開業する」「ショッピングモール内など産業施設内で開業する」など、様々な形態の支援を行っております。

開業すると決めても、現在の勤務先と関係が悪くなるのは避けたいのですが…

開業前後に、勤めている病院との間に何かしらのトラブルが起きることはよくある話です。
医療機関側からすると貴重な人材が流出してしまうので、「急に退職されるのは困る」と、引き止められるケースが多いようです。

先生が知らないケースもありますが、新しく開業する場合、勤めている病院の近くに開業されると困るということで「半径○○キロメートル以内には開業禁止」などの条件が書かれた誓約書を交わしている場合があります。

勤務先は開業後の連携先にもなりうるため、円満に退社できるプロセスをつくることが大切です。

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