「夜診」とは夕方から夜にかけて行う診療のことであり、地域によっては「夕診」と呼ばれることもあります。関東圏では午後の2~3時から夕方まで診療する「午後診」が多いのに対し、関西圏では夕方から午後7~9時まで診療する「夜診」が一般的です。夜診は、平日昼間に受診できない社会人にとってうれしいシステムであるのと同時に、医師にとっても多くのメリットがあります。勤務時間が遅いため常勤・定期非常勤と兼業しやすいことがあります。また、時給も比較的高めに設定されています。夜診を専門にして午前と午後を勉強の時間に充てる医師も少なくありません。出産や育児で勤務時間を減らしたい女性医師や、復業を考えている医師にとっても働きやすい求人といえるでしょう。今まで夜診の求人募集は関西圏が中心となっていましたが、近年、忙しい社会人からの需要が高まっていることもあり、関東圏はもとより各都道府県の都心部でも求人募集が多く見られるようになりました。