現役の医師が語る 非常勤活用術

働き続けるための非常勤という選択肢

ライター医師プロフィール
年齢 : 30代後半 性別 : 女性 科目 : 精神科 研修医を終えた多くの方は、すでに30歳前後になっていると思います。女性医師の方の場合、結婚して出産のタイミングというのは、なかなか難しいものです。特に、出産のタイミングは通常自分では選びにくいことから、妊娠が分かって嬉しいけれども、さあ仕事はどうしようかと考える方も多いのではないでしょうか?
実際に私が育児をしながら仕事をどのように続けていたか、またその上で実感したことをご紹介します。

出産直後は常勤から非常勤へ

私も子どもが生まれる前までは、当直、残業含め完全なフルタイムで仕事をしていました。子どもを持ってわかったことは、私の様な「夫も医師。更にどちらの両親も遠方」というようなケースでは、今までのペースで仕事を続けることは難しいということでした。私の場合、子どもが生まれてからは保育園を利用していましたが、小さい子どもは体調を崩すことが多く、常勤で勤めているにも関わらず月の半分くらいしか出勤できないこともありました。
満足に出勤すらできない状況に悩み、休職しようかとも考えたのですが、勤め先の病院は非常に理解があり、週3回の時短勤務という形をとらせてもらいました。

非常勤でも、続けたメリットは大きい

子どもの体調が落ち着いてからは、また週5回、常勤勤務に戻りました。仕事から完全に離れていたわけではなかったので気後れせずに戻れたことや、担当の患者さんも引き続いて受け持つことができたことなど、非常勤で仕事を続けたメリットは大きかったと思います。

自分なりの働き方を見つけてほしい。

今、子育てとの両立が大変で退職しようかと思っている方も、一時的に非常勤といった働き方も選択肢に入れることで、自分なりのワーク・ライフ・バランスを見つけることができると思います。
たとえば週一回の午前中だけでも休まずに仕事を続けることを一度検討してみてはどうでしょうか。きっと、医師としての人生計画を立てやすくなると思います。