1. 現役の医師が語る非常勤活用術
  2. ワーク・ライフ・バラインスの観点からみた非常勤

現役の医師が語る 非常勤活用術

ワーク・ライフ・バラインスの観点からみた非常勤

ライター医師プロフィール
年齢 : 30代後半 性別 : 女性 科目 : 皮膚科 私は、卒業後5年間を大学病院や一般病院で常勤として働いていましたが、長男を出産してからは非常勤という勤務形態を選択し、医療現場で働いております。常勤から非常勤での勤務に変えてからは、仕事も続けながら家庭での時間を持つことができています。私が最も大切にしているのは自分の価値観にあったワーク・ライン・フバランスです。
そこで、ワーク・ライフ・バランスの観点からみた非常勤という選択について、私の体験含め、お伝え出来ればと思います。

非常勤の2つのメリット

1:育児や家事の時間を多くもてる
非常勤の場合、働く日数や時間をコントロールしやすいため、時間に余裕ができるだけでなく体力負担も軽減できます。そのため、子供と手をつないで幼稚園まで歩いて送り迎えしたり、小学生の子供と家で一緒に宿題をする、食事中に話をゆっくり聞く、といった子供と過ごす時間をゆっくりと取るができます。子供たちの成長を見守ることが出来ていることに日々、喜びを感じています。

2:残業が発生しにくい
常勤に比べて残業が発生しにくいのも非常勤のメリットです。ただ、同僚の助けがあってこそ、定時で帰れていると思っています。特に感謝しているのは、「幼稚園に通う子供を迎えに行ってあげたい」という私の想いを汲んでもらい、仕事量を調整して頂いていることは、とてもありがたいです。

非常勤のデメリット

常勤と比べて、収入が安定しないことと福利厚生が充実していないことです。また、保育施設の利用も、常勤が優遇される傾向にあります。
勤務時間数などの一定要件を満たしていなければ、社会保険にも加入できません。有給休暇や退職金もほとんど望むことができません。近頃では専門医資格更新のためには常勤でなければ難しくなっている科も増えてきているのが現状です。

まとめ

何を一番優先したいか、ということを明確にすることで、どのようなスタイルで働くのがベストか、見えてくると思います。
非常勤という勤務形態は家族と過ごす時間も確保でき、仕事とプライベートのワーク・ライフ・バランスを気にされる方にはメリットのある働き方だと考えます。
また、ライフスタイルや考え方は、状況によっても変わってくるものだと思います。子供が小さい間は非常勤、大きくなってからは常勤で働くというのもひとつの選択肢ですので、仕事が忙しいからなどと、育児を諦めず御自身の価値観にあった働き方をしてください。
私は、現在もまだ小さい3人の子供の育児が中心の生活になっているので、もうしばらくは非常勤での勤務を続けて行こうと考えています。