1. 日本での特別措置!信頼性の低い医療サイト急落Googleが医師ら医療関係者にも協力呼びかけ

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2018.02.26

日本での特別措置!信頼性の低い医療サイト急落
Googleが医師ら医療関係者にも協力呼びかけ

インターネットの検索結果で上位に表示されていた、信頼性の低い悪質な医療系ウェブサイトが閉鎖されたことをきっかけに、ウェブ上の情報の信頼性を疑問視する風潮が高まっています。そんななか、検索結果の改善対策に乗り出していたGoogleが、ついに大規模なアップデートを実施したようです。

Googleによる評価方変更で約60%の検索に影響

最大手の検索エンジンであるGoogleは、2017年12月に日本の医療・健康系の検索に対して大規模なアルゴリズム変更を実施。これによって、およそ60%もの検索に影響があり、結果に表示されるサイトの順位が激変したとして大きな話題となりました。

患者さんが健康に関することを検索するといつも目についていた「信頼性の低いサイト」や「素人も投稿できるサイト」は、今回の取り組みによってかなりの確率で検索結果のトップから姿を消しています。ただし、あくまで検索アルゴリズムの変更であるため、完璧というわけではありません。なかには順位を落とすべきページが上位に残っていたり、信頼できるページがアルゴリズムの変更によって順位を落としていたりもするようです。

それでも、全体を見る限り、今回の改善はこれまで摘発や修正の追いつかなかった誤情報から閲覧者を守ることに貢献していることがうかがえます。インターネットで間違った予備知識をつけてしまった患者さんの対応にしばしば余分な時間を取られてしまう医師にとっても、今回のサーチエンジンの動きは朗報と言えるのではないでしょうか。

信頼性の低い医療・健康系サイトが溢れる日本

気になる症状があればすぐに病院へ行けるほど、医療体制の非常に整っている日本ですが、健康の悩みへの回答を得るために最も利用されるのはインターネットといっても過言ではありません。Googleによると、日本語で医療や健康に関するインターネット検索がおこなわれる回数は、毎日数百万件以上にのぼるということです。

その驚異的な「集客力」は、インターネットでマーケティングをおこなう側にとっては見逃せず、検索結果で上位に表示されることに力をいれた(直接的または間接的な)営利目的の日本語サイトが溢れる結果となりました。

そうしたサイトは、より多くのページを作って利益につなげるため、掲載する一つひとつの医療情報の確認を徹底するよりも、どちらかと言えば、監修医師の名前や顔写真を取り入れるなど、あくまで「閲覧者を信じさせること」に力を注ぐ傾向がありました。その上、なかには監修した覚えのない記事に自分の名前が使われたという医師までいたようです。

しかし、残念ながらそうしたサイトが検索結果の上位に表示されてしまうことで、検索者である患者さんの目には正しい情報がとまらないという状況が長らく続いていました。

Googleが医師や医療機関へ協力を呼びかけ

今回の検索プログラム改善を経て、Googleは医師や医療機関が発信する正確な医療情報が検索者の目にとまりやすくなるよう、情報発信側の協力を呼びかけています。なぜなら、医学の専門家が書いている情報ページは、一般の検索結果の上位には表示されにくいからです。

医療に関する情報を専門家が執筆する場合、どうしても専門性が高くなり、一般の方にとっては理解が難しい言葉が使われる傾向が高くなります。そもそも、医療従事者による閲覧のみを前提としているケースもあるでしょう。

しかし、一般の方が知りたい情報を検索する際は、日常会話に使うような平易な言葉の組み合わせが大半だといいます。そして、その平易な言葉を含むサイトが検索結果の上位に表示されるのです。そのため、医師や医療機関などが情報を発信する際も、この点をふまえ、平易な言葉でわかりやすく書くことにより、患者さんが見つけやすくなります。

健康に関する疑問をインターネットで検索する患者さんが正しい情報にたどり着けるようになることは、医師の仕事にもプラスとなるでしょう。今後も引き続き、検索エンジン改善への取り組みが期待されます。

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