1. ペットボトルに糖分たっぷり!コーヒーにもカリウム!病院の自販機に含有量掲示で買い控え効果

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2017.06.27

ペットボトルに糖分たっぷり!コーヒーにもカリウム!
病院の自販機に含有量掲示で買い控え効果

手軽に飲み物を購入できる自動販売機。しかし、市販の飲料には、摂取を控えるべきものが多量に含まれている場合があります。入院中の患者さんをはじめ、特に厳しい食事指導をしなくてはならない患者さんたちからそうした商品を自然と遠ざけるには、どうすればよいのでしょうか?

自販機に含有物を表示する試みが話題に

甘い飲料にたくさんの糖分が含まれていることは、周知の事実です。しかしながら、たとえそれが衝撃的な量であっても、知ったときのショックは時間の経過とともに薄れ、忘れ去られてしまうこともあるでしょう。そんななか、とある病院の試みと、それによって院内の自売機に与えた影響が話題となっています。

今回SNSで注目されたその試みとは、院内に設置されている自販機それぞれの商品に含まれる「砂糖」と「カリウム」の量を、商品サンプルの上に表示することです。こうした病院の取り組みについて、自販機を普段からよく利用する人の多くは「飲む気が失せる」「改めて見ると怖い」など、商品の購入を再検討する旨をコメント。

患者さんを主とする自販機の利用者は、目に飛び込んでくる数字に衝撃を受け、商品の買い控えにつながったといいます。

たとえば、砂糖は「27グラム」「大さじ3杯」ではなく、あえて「小さじ9杯」という表記が採用されていました。これにより、購入者は具体的な量をイメージしやすく、インパクトも強くなって抑止力として高い効果を発揮したのではないでしょうか。

水やコーヒーなど「無糖派」ドリンクも要注意

消費者の教育度が上がった現代では、原材料や成分表示を確認して商品を吟味する人はたくさんいます。いわゆる「健康志向者」と呼ばれる人々です。

ただし、のどが渇いて自販機に向かったそのときは、商品ラベルをゆっくり見比べることはできません。水やお茶、ブラックコーヒーといった体に害が少なそうな飲み物を熟考せずに、購入ボタンを押してしまうケースもあるでしょう。

しかしながら、実際はミネラルウォーターと区別しにくい清涼飲料水に、意外な量の糖分が含まれていることもしばしばです。「水は健康にいい」という先入観から、風味付けされた加糖水を毎日飲み、多量の糖分を摂取してしまう購入者もいます。

また、「無糖」という言葉から「何も入っていない」というイメージを持ってしまいがちなブラックコーヒーも、カリウム摂取を控えるべき患者さんには避けてもらいたい商品のため、注意が必要です。

市販の飲料に含まれる糖分の量は?

それではここで、自販機でよく見られる具体的な商品に含まれる糖分の量をそれぞれご紹介しましょう。下記のデータは、2017年5月23日現在、製造メーカーの公式サイトで公開されている成分表示内容を元に、ペットボトル500ml分を算出したもの(各成分表示には、糖質と微量の繊維を足した「炭水化物量」として記載されています)。なお、小さじ換算は、糖分をすべて上白糖の重量(小さじ1杯3g)とした場合の分量です。

  • なっちゃん(りんご): 小さじ19.5杯分(58.5g)
  • ファンタ(オレンジ): 小さじ約19杯分(57.5g)
  • はちみつレモン: 小さじ約19杯分(57.5g)
  • コカ・コーラ: 小さじ約19杯分(56.5g)
  • カルピスウォーター: 小さじ約18杯分(55.0g)
  • C.C.レモン: 小さじ約17杯分(50.5g)
  • BOSSとろけるカフェオレ: 小さじ約15杯分(44.5g)
  • 紅茶花伝 ロイヤルミルクティー: 小さじ約11杯分(34g)
  • アクエリアス: 小さじ約8杯分(23.5g)
  • い・ろ・は・す(りんご): 小さじ約7杯分(21.5g)

いずれも、「思った以上に入っている」という印象を受ける結果となりました。しかしながら、砂糖水では甘すぎてとても飲めない量の糖分も、酸味を添加したり冷やしたりすると、甘みをそれほど感じずに飲めてしまいます。 入院患者さんにとっては、とりわけ習慣となってしまいがちな自動販売機の利用。それぞれの飲料に含まれるものの再認識は、購入商品を改めて検討していただくよい機会となりそうです。

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