ドクターあるあるアンケート「医師の働き方改革に関するアンケート調査」

全国の医師に「医師の働き方改革」について、意識調査アンケートを行いました。

実施
: 総合メディカル株式会社
調査期間
: 2018/1/31~2018/2/12
調査対象
: DtoD医師会員
年代 20代 30代 40代 50代 60代
以上
合計
回答数 6 52 92 99 52 301

日本人の少子高齢化問題、長時間残業や低い有給休暇消化率、過労死といった職場の問題を解決すべく、政府が推し進める「働き方改革」。関連法案を2018年の国会に上程するため、審議が行われています。
これは医師も例外ではありません。厚生労働省では平成29年から「医師の働き方改革に関する検討会」を重ね、平成30年2月27日に「中間的な論点整理」と「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」を公表しました。
では、現場の医師はこの「働き方改革」をどのようにとらえ、また実際の医療現場ではどのような対策がとられているのでしょうか。アンケート結果を踏まえ、「医師の働き方改革」について考察します。

【質問1】あなたの勤務先で「働き方改革」の取り組みを行っていますか?

回答回答数割合
行っている5117%
行う予定がある227%
行っていない15050%
どちらともいえない4013%
わからない3813%

※各回答の割合は小数第1位を四捨五入した値です。

アンケート結果

回答 大学
病院
公的
病院
民間
病院
クリニック その他
行っている 9 11 19 10 2
行う予定がある 2 9 9 2 0
行っていない 20 16 65 47 2
どちらともいえない 5 7 17 9 2
わからない 2 4 23 7 2

アンケート結果

「行っている」「行う予定がある」の回答は4分の1に留まり、「行っていない」を含めたそのほかの回答が多数を占めています。医師の勤務環境改善はまだ着手されたばかりという印象を受けます。

勤務先別にみると、「公的病院」は「大学病院」「民間病院」「クリニック」と比較してわずかに「行っている」「行う予定がある」との回答が多い傾向にありますが、それでもまだ半数に届いていません。

【質問2】「働き方改革」の具体的な施策として、どのようなことを実施していますか?
(実施したらよいと思いますか?)(複数回答可)

(n=301)

回答回答数
長時間労働の是正 162
有給休暇消化の向上 112
フレックスタイム・コアタイムなど勤務形態の多様化 101
事務作業に対するアシスタントの導入 80
長時間労働を行う医師の健康管理 68
医師確保によるワークシェアリング 61
女性医師への復職支援 55
勤務のインターバルを確保 43
副業の推進 32
ITの導入による効率化 31
男性の育児休暇取得 19
教育体制の整備 16
その他 11

アンケート結果

回答数トップとなった「長時間労働の是正」については、厚労省も緊急対応の必要性を認識しており、社会保障審議会で公表された「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組」でも「医師の労働時間管理の適正化に向けた取組」をはじめに挙げています。労働時間短縮に向け、まずはICカード・タイムカード等(導入されていない場合は出退勤時間の記録を上司が確認する等)によって在院時間を的確・客観的に把握することを明らかにしてます。

続く「有給休暇消化の向上」「フレックスタイム・コアタイムなど勤務形態の多様化」も、医師の柔軟な働き方および休息やワークライフバランスへの課題を反映するものとなっています。

また、「事務作業に対するアシスタントの導入」への関心も高い結果となりました。タスク・シフティング(業務の移管)の推進は検討会でも取り上げられ、「医師が行う業務について、タスクシフティングの検討が十分に進んでいないのではないか」との提起がされています。

【質問3】「働き方改革」実現のために重要なことはどのようなことだと思いますか?(複数回答可)

こちらの記事を閲覧するには会員ログインが必要です
会員登録する(無料)
ログインして閲覧する

【質問4】医師の労働時間に上限規制は必要だと思いますか?

こちらの記事を閲覧するには会員ログインが必要です
会員登録する(無料)
ログインして閲覧する

【質問5】勤務先で「タスクシフティング」を行っていますか?行っている場合、どのような内容ですか?

こちらの記事を閲覧するには会員ログインが必要です
会員登録する(無料)
ログインして閲覧する