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Dr.トレンドレポート

vol.09
2017.3.16更新

地方での勤務はあり?なし?「地域医療と臨床研修に関する」意識調査アンケート

研修医や医師の地域偏在が、医師不足を招く要因の一つとして、度々議論されてきました。問題を解消すべく、様々な施策が検討・実施されてきましたが、果たして医学生や医師の皆さんは、地方での研修や勤務について、どのように考えているのかを調査いたしました。

アンケート概要

実施
: 総合メディカル株式会社
調査期間
: 2017/01/31~2017/02/07
調査対象
: DtoD会員
年代 20代 30代 40代 50代 60代
以上
合計
回答数 15 49 102 125 45 336

【質問1】地方での臨床研修を検討したことがありますか?(検討しようと思いますか?)

回答回答数割合
はい15145%
いいえ18655%
※割合は小数点四捨五入

アンケート結果

半数近くの方が地方での臨床研修を検討したことがあるとの回答でした。しかし、現実には、都市部へ人が集中している状況は変わらず、地域による格差はなかなか解消していません。

【質問2】どの様な条件があれば地方で臨床研修を受けようと思いますか?(受けると思いますか?)(複数回答可)

回答回答数
指導体制が整っている228
研修プログラムが充実している217
優れた指導医がいる183
医療設備や環境が充実している149
給与が高い101
QOLが充実している81
指導医数が多い59
キャリアプランが実現できそう55
趣味が満喫できる39
研修医数が多い29
どんな条件であっても検討できない14
その他8

アンケート結果

「指導体制」「指導医」「研修プログラム」といった、研修内容や質に直接関わる項目を選択する方が多い結果となりました。給与やQOLを選んだ方も少なくはありませんが、それも充実した研修体制があってこそとなります。研修先の施設として選択してもらう為に、各施設や自治体毎に様々な取り組みを行っていますが、良い研修が受けられるのは最低限の条件であり、その上でどのような体験や付加価値を提案できるかが重要ということでしょうか。

【質問3】地方勤務を検討したことがありますか?(検討しようと思いますか?)

回答回答数割合
はい21564%
いいえ12236%
※割合は小数点四捨五入

アンケート結果

6割以上の方が検討したことがあると回答をしています。研修先は人口も多く症例等が集まりやすい都心部を選んだとしても、実際に勤務地を考えた場合は、出身地や都心部以外の地域も選択肢となる方が多いようです。

【質問4】どの様な条件があれば地方勤務を検討できますか?(複数回答可)

回答回答数
給与が高い214
仕事のやりがいがある172
QOLが充実している149
子供の教育環境が充実している118
期間が限定されている(例:1年間限定)88
理想の医療が実現できる85
キャリアプランが実現できる74
趣味が満喫できる63
どんな条件であっても検討できない14
その他7

アンケート結果

当然といえば当然ですが、「給与が高い」が最も多い結果となりました。次いで、「仕事のやりがい」「QOLの充実」が多数を占めています。「給与が高い」を選んだ方の半数以上は同時に「仕事のやりがい」も選択をしていました。給与さえ高ければ良いわけではなく、その地域でどのような医療や生活を築くのかも重要な要素となるようです。

【質問5】地方勤務するとしたら、どこの都道府県なら検討できますか?(複数回答可)

回答回答数
出身都道府県163
出身都道府県近県84
出身校がある都道府県64
出身校がある都道府県近県26
臨床研修を行った都道府県26
臨床研修を行った都道府県近県11
配偶者に関係する都道府県28
配偶者に関係する都道府県近県27
都市部へのアクセスがよい都道府県79
こだわらない70
地方勤務は考えられない17
その他13

アンケート結果

出身地やその近隣、また、出身校や臨床研修を行った都道府県など、自分に関係のある地域であれば検討できるといった回答が6割を占めます。「こだわらない」や「都市部へのアクセスがよい」といった条件付きの回答を選択している方もいますが、縁の無い地域を勤務地に選ぶということは、基本的にハードルが高いようです。

総括

地方での臨床研修や勤務を検討したことがあるという医師は、決して少なくない結果となりました。しかし、医師の地域偏在が解消されていない現状を見る限り、検討はするが実際の勤務地として選択する方は少数ということになります。地方での勤務や研修を選択する為の条件は様々ですが、どれか一つ条件を満たしていれば勤務したいというものではなく、複合的に見て魅力を感じられなければ、実際に地方での勤務をする医師は増えません。医師不足に悩む各自治体や医療機関は、給与の調整や各種制度を整えることに注力しがちです。しかし、それらは検討材料の一つでしかなく、その地で勤務をしてもらうことで、いかに魅力的な未来を手に入れることができるかを提示できなければ、地方での勤務を検討している医師や研修医を呼び込むことは難しいのではないでしょうか。

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