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Dr.トレンドレポート

vol.05
2015.3.5更新

都市部と地方部でこんなに違う!?医師のキャリアビジョンとQOL

「都会で働いてみたいけど、忙しい病院が多いのかな?」「開業するなら地方部と都市部、どちらがいいんだろう?」
ドクターのキャリアを考える上でも、また家族の生活基盤を考える上でも、住む場所、働く場所は慎重に選びたいところ。
そこで今回は、ドクターのキャリアビジョンやQOL(Quority Of Life)について、都市部と地方部とでどのような違いがあるのか調査してみました。

ここが気になる!その1 給与、勤務時間の改善を求めて 都市部での開業、その理由は?

Doctors Voice Data

都市部で開業したいと思っているドクターに、その理由を聞いてみました。
圧倒的に多かった理由は、「給与アップ」で42%、「労働時間の改善」27%、「労働環境」22%と続き、勤務医としての給与や労働環境に不満があり、その改善を求めて開業を希望していることがわかります。「自分の時間を確保したい」も34%あり、勤務医は労働時間が多く仕事以外の時間をなかなか持てないという現状を反映しているようです。
また、「家庭や家族のため」も23%と、都市部で生活することの利便性や教育環境も考慮に入れているようです。

給与面の改善を考えるドクターが多い。

ここが気になる!その2 家庭や家族が第一! 地方部での開業、その理由は?

Doctors Voice Data

地方部で開業したいドクターの理由を聞いたところ、最も多いのは「家庭や家族のため」36%です。都市部と異なり、自然に近いことや住環境が良いことなど(過去記事:都市部・地方部勤務ドクターの本音)のメリットを求め、地方部で開業することを考えているようです。「場所の雰囲気が良さそうだから」16%も同じ理由だと思われます。

地方部で開業したいと思っているドクターも、都市部で開業したいと思っているドクターと同じように、「給与アップ」30%、「労働時間の改善」26%、「労働環境」20%を理由にあげています。このことから、都市部・地方部に関わらず、勤務医における給与や労働環境の改善を求めて開業を考えているドクターが多いことがわかります。

家庭や家族を考慮しているドクターが多い。

ここが気になる!その3 生活環境に難あり! 都市部にすむデメリットは何か?

Doctors Voice Data

都市部に住むドクターに、どういったデメリットがあるか聞いてみました。
回答者201人のうち、「大きな家に住めない」19.4%人、「山、海など自然・緑が少ない」18.9%人、「空気が汚い」14.4%人など、都市部における生活環境に関するデメリットが多く見られます。

また、「物価が高い」18.4%人という不満や、「のびのびと子育てがしにくい」9.5%人、「騒がしく、静かに過ごせない」9.5%人など都市環境への不満は多岐にわたります。これらのデメリットを重要視するドクターは、田舎への移住、転職が向いているかもしれません。

生活環境に関するデメリットが多い

ここが気になる!その4 早く落ち着くなら都会が向いている? と回答千穂運、既婚率に違いは?

Doctors Voice Data

都市部と地方部のドクターに婚姻状況を聞いてみました。
都市部では既婚率82%で、地方部では既婚率90%と地方部のほうの既婚率が高いという結果でした。年代別で見てみますと、30代以降では地方部の方が既婚率は高いのですが、20代については都市部のほうの既婚率が高いという結果でした。

これは、20代という若年では病院関係以外の女性との出会いの場が地方部よりも都市部のほうが多いこと、また病院に働く女性の数も都市部のほうが多いことなどが考えられます。これに対して、30代以降になると地方部のほうに既婚率が高くなる理由として、地方部のほうが都市部よりもドクターの生活が安定していること、また結婚への周囲の圧力が高いことなどが考えられます。

若いドクターで早く結婚したい人は、都市部の病院へ転職するほうがいいのかもしれません。また30過ぎで早く結婚したいドクターには地方部への転職があっているかもしれません。

地方部の既婚率が高い!

ここが気になる!その5 東京はやっぱり忙しい? 地域による趣味の充実度の違いは?

Doctors Voice Data

趣味を持つドクターに、その充実度を聞いてみました。
趣味に充実している人の割合を都市部で見てみますと、東京都30%、大阪府39%、神奈川県27%、愛知県26%となっています。東京は回答者の人数は最も多いのですが、充実している人の割合は30%で、都心全体の充実率の38%より低くなっています。地方部と都市部を比べてみますと、地方部では充実している人が46%と都市部の38%よりも多く、都市部では充実していない人が28%と地方部の19%よりも多くなっています。

このように、都市部よりも地方部のほうが趣味の充実度が高いという結果がでており、考察⑥の結果とあわせると、充実した趣味によってQOLも上げやすい傾向にあるようです。ドクターとしてのQOLを高めるための転職、移住は、趣味の充実度が高い地方を考慮するのがいいかもしれません。

地方部の方が趣味の充実度が高い!

趣味の充実=人生の充実? 趣味の充実度とQOLに関連性は?

Doctors Voice Data

趣味の充実度と、ドクターとしてのQOLの満足度の関係について聞いてみました。趣味が充実しているドクターの55%もがQOLに満足しています。これに対し、趣味が充実していてQOLが不満なドクターはわずか17%でした。ところが、趣味が充実していないドクターでは、QOLに満足しているのは24%にすぎず、不満なドクターは38%もいました。

このように、趣味を充実させることが、ドクターとしてのQOLの満足度を高めるための重要なファクターであることがわかりました。趣味の時間をとれることも転職の大きな魅力になりそうです。

趣味の充実度がQOLを高める

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